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新・里見八犬伝 下 時代小説文庫

鎌田敏夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758444002
ISBN 10 : 4758444005
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan

Content Description

伏姫のお陰で平穏な時代が続いていた里見家だが、隣地の館山城は蟇田素藤という得体の知れない男に乗っとられていた。城内では連日、妖しげな狂宴が繰り広げられ、悪霊の城と呼ばれている。そんなある日、突如、素藤が黒の騎馬侍と共に里見家を襲った。ただ一人、辛くも難を逃れた里見家の遺児静姫は、家の再興を願うが…魑魅魍魎の悪の軍団と静姫を助ける八人の光の戦士との最終決戦の刻がきた。映画化され、一世を風靡した驚天動地の時代エンターテインメント・ノベル、ここに復活。

【著者紹介】
鎌田敏夫 : 早稲田大学政治経済学部卒業。1972年、「飛び出せ!青春」でデビュー。その後、「29歳のクリスマス」(94年、第45回芸術選奨文部大臣賞、95年、第13回向田邦子賞をダブル受賞)など、テレビドラマ、映画の脚本を数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • フミ

    80年代の角川映画の原作小説、読み終えました。下巻から薬師丸さんの演じた「静姫」と、真田広之さんの「犬江親兵衛」が本格的に登場して、映画中盤にもあった逃避行を繰り広げたり、他の八犬士と合流したりと、上巻同様スピーディーな展開で面白かったです。作家様の「運命に抗って生きるとはこうだ(八犬士側)」「欲望のままに生きるとはこうだ(妖怪側)」と、白黒がハッキリと描かれている作風のおかげか、クライマックスは壮絶ではありますが、モヤモヤ感は無く、読むことが出来ました。八犬士たちが潔くて、驚きはしましたが(苦笑)

  • 青蓮

    後編は八犬士の一人である親兵衛と静姫が面に出てくる物語。静姫は武術の心得もあり、映画より男勝りな設定のようだ。八犬士が一人ずつ殉死していく様は映画より涙を誘われた。ラストの好みは分かれるかも。個人的には映画版のラストが好み。それにしても御霊様が謎過ぎる。

  • たえたえ

    エッチなシーンてんこ盛りだけど痛快活劇でやっぱりワクワクする

  • 慎次

    上巻・下巻を通しての感想、女性を裸にして殺してという描写が多く、少し嫌気が差した時があるも(特に上巻)、八犬士と素藤一味の決戦は、読みごたえがあった。しかし、御霊様は、何者?

  • クジラ

    結構予想外の展開でしたが、毒々しさが強く伝わってきた。読み物としては楽しめたが、イメージ的には清々しさとはかけ離れた内容だった。

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