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超高齢社会の基礎知識 (講談社現代新書)

鈴木隆雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062881388
ISBN 10 : 4062881381
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan

Content Description

長寿社会のゆくえを科学する。老化予防から福祉・介護制度、医療体制まで、この1冊でわかる。

目次 : 第1章 二〇三〇年超高齢社会のニッポン/ 第2章 寿命と健康の変化/ 第3章 病気予防と介護予防/ 第4章 老化について科学的に議論するために/ 第5章 予防の先にあるもの/ 第6章 超高齢社会に挑む

【著者紹介】
鈴木隆雄 : 1951年、札幌市生まれ。札幌医科大学卒業、東京大学大学院博士課程修了。札幌医科大学助教授、東京都老人総合研究所副所長、東京大学大学院客員教授などを経て、独立行政法人国立長寿医療研究センター研究所所長。専攻は古病理学、骨の老化と疫学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 二輪病

    医療の発達は高齢者の健康水準を改善するが、それに伴った高齢者の多様化に応える制度を整えなければならない。また高齢社会においては疾病予防よりも介護予防への本質的な転換が避けられない。このようにケアを提供する側の変化が必要な一方で、高齢者にも死に対して真剣に向き合う姿勢が求められる。健康水準がいかに改善されようとも、死や介護の必然性は受け入れられなければならない。その上で介護の依存度と自分の人生観を天秤にかけ、理想のQOLの実現を図る必要がある。きたる超高齢社会について参考になる一冊。

  • 芝虎

    豊富なデータ量で参考になる・歩行速度で、健康状態が分かる・どんなに健康体であっても、歳を重なるにつれ、身体→排泄→摂食の障害が表れ始める・運動によって改善、予防できるものはあるが、人は限界寿命があるなどなど。本書を読む前、私は逝くときは、人に迷惑かけないで逝きたいと考えていた。この考え方は、日本人特有の謙虚や遠慮からくるそうだ。本書を読み、自分が老いていく未来を想像し、死とは単純に割り切れないことだと改めて考えるきっかけになった。

  • hatohebi

    「ヒトは百十五歳ころまでには必ず死ぬ」(p.4)が、現代社会では「死だけが妙に遠い存在」(p.38)である。私達は生活から死を遠ざけ、不可視なものにしてきた(鷲田清一も指摘している)。だが長寿社会となり、肉体的に死に向かって少しずつ坂を下りていく期間も人々も増えた今、老や死を組み込んだ仕組みや価値観を本格的に築いていく必要があるのではないか。筆者は「高齢者をつねに社会的弱者として(社会的な分子として)カウントするのか、あるいはまた社会的資源として(社会的な分母として)カウントするのかによって、おそらく今→

  • T

    高齢者の介護予防についての医学的な視点からの著書。筆者が医学分野の専門家なので、介護を予防して生活能力を維持向上するための実証研究が多数紹介されており、興味深く読ませていただいた。老化に対応するため健康診断が重要だとなんとなく思っていたが、高齢者において必要なのは疾病に関する健康診断だけでなく、生活能力の状態を把握する診断だと知り、両者の目的の違いを理解することの重要性を知った。介護予防のための自助努力の必要性について説かれているが、その意識向上のための方法論には言及されてなかったことは残念。

  • telephone

    書名のとおり、ポイントが簡潔にまとめられている。

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