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ISBN 10 : 4480075356
Content Description
大神(おおみわ)氏はヤマト王権の国家祭祀を担った氏族である。平城京や平安京などの都城が築かれる以前、五世紀後半から六世紀代は三輪山周辺が政治の舞台であった。そうした時代に、大神氏は三輪山の神に対する祭祀を職掌として台頭した。また大神氏の祖先は日本で最初の疫病を鎮めたと伝えられており、その伝承を語り継いで後世まで命脈を保ってきた。その信仰は現在の大神神社にまでつながっている。大神氏の最新研究によって、古代の王権や祭祀のあり方を明らかにする。
目次 : 第1章 大神氏はどのような道のりを歩んだのか/ 第2章 大神氏はどのように全国へ広がったのか/ 第3章 三輪山の神は地方でどのように祭られたのか/ 第4章 大神氏は対外交渉にどう関わったのか/ 第5章 大神氏の祖先オオタタネコとは何者か/ 第6章 三輪山の神はどのような性質を持っていたのか/ 第7章 大神氏は三輪山祭祀にどう関わったのか
【著者紹介】
鈴木正信 : 1977年、東京都に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)(早稲田大学)。香川大学総合情報センター特命助教、滋賀大学経済学部特任准教授、早稲田大学高等研究所任期付准教授などを経て、成城大学文芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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