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国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係 講談社+α新書

鈴木宣弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065348246
ISBN 10 : 4065348242
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界のどこかで有事が起きれば最初に飢えるのは日本、そして東京、大阪が壊滅する。気骨の農業学者と経済学者がこの国の危機を撃つ!

アメリカの日本支配に加担する財務省、そしてその矛盾は「知ってはいけない農政の闇」となって私たちの生活を直撃する!



【著者紹介】
鈴木宣弘 : 東京大学大学院農学生命科学研究科教授。「食料安全保障推進財団」理事長。1958年生まれ。三重県志摩市出身。東京大学農学部卒業。農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から現職。1998年〜2010年夏期はコーネル大学客員教授

森永卓郎 : 経済アナリスト。獨協大学経済学部教授。1957年生まれ。東京都出身。1980年、東京大学経済学部卒業。日本専売公社(現在のJT)に入社し管理調整本部主計課に配属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • クプクプ

    私はお金に対しての知識がなく、財務省についてはわかりませんでした。しかし、森永さんが所沢市に住み畑を借りて野菜を楽しんで育てている気持ちは十二分に伝わってきました。戦争が起きたら国民全員で戦う、という意見には賛成し兼ねましたが、国民全員が畑を持ってジャガイモを育てる、という意見には大いに賛成しました。しかも広い畑ではなく「マイクロ農業」という小さな畑で良いそうです。森永さんは幼少の頃アメリカで育ち差別を受けたそうです。非常に風通しがいい内容で我々は苦難にぶつかっても立ち上がるタフさが必要だと共感しました。

  • 読特

    2020年。薬局に山積みになってたマスクが消えた。あって当たり前のものが突然なくなる現実。次にやってくるのは早ければ2025年。…生鮮食料品が店舗の棚にない。加工食品もない。スーパーにも、コンビニにも。ネットショップでは品切れが続く。最初に飢えるのは都市の住民。Anywhere族のグローバリストたちは早々にこの国を去る。残されるのは庶民たち。防衛費を増やして農業予算を削る。兵站を軽視するのはインパール作戦以来の伝統か。…森永節で引き寄せて、鈴木先生の存在を知らしめる。その目的を果たせてれば本書は成功。

  • こも 旧柏バカ一代

    ザイム真理教を出版した森永氏と食糧危機が来ると警告を発している鈴木氏の対談本。日本は農業を軽視しているせいで、食糧自給率が最低となっている。大規模農業よりもマイクロ農業の方が、、30畳の畑って結構広いよな?庭を畑にか、、それも良いかもな。

  • ちゃとら

    【図書館本】農業を潰し国民を飢えさせる「ザイム真理教」、このキャッチに惹かれて読了。アメリカからの輸入の為に、自国の農家、酪農家等々に酷い仕打ちをしている日本。🇺🇸では家畜の餌の品々。脱脂粉乳は腐っていとか。そして有事になり輸入が止まったら真っ先に飢える日本。特に東京、大阪と書いてあった。🇺🇸は助けてはくれない!戦時中のガダルカナル島では無いのに飢餓の危機は迫っている!薄々感じてはいたけれど怖い話だった。

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    食料安全保障の鈴木氏、故森永氏は「自産自消」の経済アナリスト。共通項は「食料は輸入して買えば良い」という市場原理のバカ新自由主義を批判している。このバカ…には政府も含まれている。世界中で食料品は輸出を抑制して自国民を食わせるので精一杯。円安・デフレ不況で「買い負け」している。両者の解決策が目から鱗だ。鈴木氏の「食料自給率で衆・小選挙区の定数割当」、森永氏の長野県南箕輪村の(社会主義)政策。国民・国家のインフラ・安全保障は国家が責任をもって介入・補償すべき、社会主義と呼ばれても、世界標準に合わせるべき。

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