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私たちはどう学んでいるのか 創発から見る認知の変化 ちくまプリマー新書

鈴木宏昭

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480684318
ISBN 10 : 448068431X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教育現場ではこれまでのイメージから、間違った学習観が広まっている。その弊害をなくすために、認知科学の視点から「学び」の実態を科学的に明らかにする。

目次 : 第1章 能力という虚構/ 第2章 知識は構築される/ 第3章 上達する―練習による認知的変化/ 第4章 育つ―発達による認知的変化/ 第5章 ひらめく―洞察による認知的変化/ 第6章 教育をどう考えるか

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    学ぶことに関心のある方は、手に取って、とても意味があると思う。ここ数年の流行りでもあるが、気づきと学びという二つの言葉がある。この違いとも関連するのではないかと思う。リアルとバーチャールの違い、知識と知恵の違いも考えながら読み進めた。教えると見させるの違いでもある。自分自身の考え方として、広く、いろいろなものを知ることに、大きな意義を感じているので、背中を押された気分だ。

  • 榊原 香織

    最初は、プリマーにしては難しすぎる、けど最後はかなりくだけてきていた。 ひらめきの身体性、て言うのは面白いね。 腕を大きく振り回しながら考えるグループと小さく回しながらのグループだと、前者の方がひらめきが大きいのが実験ではっきり

  • morinokazedayori

    ★★★★★知識の獲得、上達、発達、ひらめきのメカニズムやプロセスが語られ、教育や教師の役割について論じられている。人が成長する仕組みに興味があったため、こういうことだったのかとたくさんの発見があった。が、まだ「身体化」されるほどには「認知の変化」が起こっていない。再読し、他の角度からも理解を深めたい。

  • りょうみや

    知識の構築、上達、発達、ひらめきなどの一見距離を感じる概念を創発という観点から関連して語っている。ちくまプリマー新書らしく分かりやすくそれでいて深い内容。関連図書の解説が豊富で読みたいと思える本が一気に増えた。

  • ta_chanko

    練習によるスキルの上達。はじめは順調に上達していくが、やがてスランプに陥り、しばらく停滞する「プラトー期」に入る。その後、他の方法を試す中で「後退期」に入り、一旦上達から遠ざかる。それを乗り越えると、ブレークスルーがおこり「スパート期」に入って一気に上達が進む。これは既存のシステムを造り替えないと質的な上達にはつながらないことを意味する。何かを極めるためには、一度下手になることも覚悟して、新たな方法を模索しなければならない。生涯スクラップ&ビルド。

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