Books

発達障害の精神病理 1

鈴木國文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791109883
ISBN 10 : 4791109880
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「空気が読めない」、「視線が合わない」。それでわかったつもりですか?ワークショップでの徹底した討論をもとに書き下ろされた9編の珠玉の論文を収録。児童精神医学、発達心理学の知見と照らし、精神病理学が発達障害の新たな地平を切り拓く。

目次 : 第1部(他者の顔、わたしの顔―顔が存在するための条件とは/ 見られるとはどういうことか―自閉症スペクトラムにおける、「目と眼差しの分裂」(ラカン)の不成立について/ 自閉症スペクトラムと“この”性)/ 第2部(記憶の発達と心的時間移動:自閉スペクトラム症の未解決課題再考/ 選好性(preference)の観点からみた自閉スペクトラムの特性および生活の支障/ 知覚過敏性を巡る諸問題)/ 第3部(差異と同一性―ドゥルーズ的変奏によるASDの精神病理/ 猫を抱いて象と泳げ―盤下の世界との共生可能性/ 自閉症スペクトラム障害の思春期、統合失調症の発症―インファンティアと言語活動)

【著者紹介】
鈴木国文 : 松蔭病院院長・名古屋大学名誉教授。精神科医。1952年静岡県生まれ。名古屋大学卒業。マルセイユ大学外人助手、京都大学保健管理センター講師、名古屋大学医学部保健学科教授などを経て現職

内海健 : 東京藝術大学教授・保健管理センター長。精神科医。1955年東京都生まれ。1979年東京大学医学部卒業。東大分院神経科、帝京大学精神神経科学教室を経て現職

清水光恵 : 伊丹健康福祉事務所(伊丹保健所)所長、兵庫県精神保健福祉センター医療参事。精神科医。1967年北海道生まれ。1992年東北大学医学部、1998年自治医科大学大学院修了。神戸大学保健管理センター勤務を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆいまある

    精神医学というのは曖昧で、第三者にも分かるような診断基準がない。精神病理学というのは更に曖昧で、診断基準に振り回されず病の本質を掴んで診立てろという職人技を極める学問だが、私はこの、対象の奥深く潜っていく感覚が好きだ。我々は統合失調症を定義しきれないままASDを定義しようとしており、どこまでを裾野とするかは医師による幅が大きい。しかし、内海健先生の文章は益々美しく、大変な症例を多く診ながら、強い興味を持って診療に当たっている福本修先生。一緒にこんな患者さん診たよね。やっぱりこの仕事好きだな。

  • ひろか

    久しぶりに感じた難書。ある程度ベースの知識がないときつい。

  • PukaPuka

    ASDについての診断基準や成書を読んでも今ひとつな向きには、内容豊かな本で、ASDの理解が進む。

  • Asakura Arata

    精神病理を趣味とする先生が編んだ本。その中に児童精神科の先生の文があったので買ったが、精神病理学というのは相変わらずだなあ。相変わらずラカンとかウィトゲンシュタインとかの難解文の引用が出てくる。病態をわかろうとする気持ちが強ければ強いほど、臨床と乖離してして行ってしまい、思考の遊びにすぎなくなっていることに未だに気づかない。

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items