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アイズ 角川ホラー文庫

鈴木光司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041017951
ISBN 10 : 4041017955
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan

Content Description

日常の隙間に潜む恐怖の数々。マンションのドアに書かれた不気味な文字、夜光虫に縁取られた青白い遺体、映画の映り込む失われた記憶、奇妙な現象が起こる町営住宅……。著者真骨頂の恐怖短編集!。

【著者紹介】
鈴木光司 : 1957年静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。90年第2回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞となった『楽園』でデビュー。95年発表の『らせん』で第17回吉川英治文学新人賞を受賞。2013年『エッジ』で、アメリカの文学賞であるシャーリイ・ジャクスン賞(2012年度長編小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • cao-rin

    あの「貞子」の生みの親、鈴木光司氏の短編集。「リング」のような派手なホラーではないし、それほど怖いという事もなかった。エンターテインメント的なホラーがお好みの方には物足りないと思う。どれも日常生活の中で起きる、少し説明のつかない話。しかも登場人物達はその怪奇に気づいてもいない。それでもどこか不穏な空気が漂い、全体を通してどこかねっとりとまとわりつくような雰囲気を出すのは上手いなと思う。「しるし」、「タクシー」、「櫓」がよかった。特に「しるし」は人知を超えた、子供が親を想う心にウルッときた。

  • いぬやま

    死の匂いが頭の中にこびり付くような八つの短編集。どの短編も単純に怖いお話、という訳ではなくて、なんというか山中に佇む廃墟を訪れたような感覚を味わった。埃とか朽ちた木とか、土とか、そういった様々な死骸の匂い。廃墟そのものが怖いのではなくて、そこに生の残骸を見出して、背筋が寒くなるような感覚。変な話だけど、そういう匂いが心地よくて、すらすら読むことができた。著者の別作品も巡ってみようと思う。

  • じゅんぢ

    全く怖くない。何が怖かったかしいて言えば、最初の話の鳥居の死にかた。あんな状況で死にたくないと思った。

  • ヘビメタおやじ

    読みやすいのは確かです。おお、となることもないけれど、なーんだ、となることもありません。お手軽に不思議な雰囲気に浸れます。幽霊アパート、懐かしかったです。

  • Shinya

    audibleにて、再読。

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