ヤポネシアの動植物ゲノム ヤポネシア人の起源と成立

・文科省新学術領域研究「ゲノム配列を核としたヤポネシア人の起源と成立の解明」（略称：ヤポネシアゲノム）のプロジェクト成果をまとめた専門書シリーズ。
・歴史的に日本列島に居住してきた人類集団「ヤポネシア人」の起源と発展の歴史を、遺伝学・考古学・言語学などの文理融合研究によって紐解く。
・第3巻では、ヒトと関わりの深い動植物のゲノム解析結果より得られた成果を解説。〔内容〕動物（ニホンオオカミ、ニワトリ、ネコ、ヒグマ、マウス、ハツカネズミ）／植物（ウルシ、ヒョウタン、アズキ、サトイモ、ソバ、アワ、キビ、イネ）

【主な目次】
第I部　動物ゲノム
1.　ニホンオオカミゲノムからイヌの進化を解く
2.　ニワトリのゲノム解析
3.　ネコのゲノム解析
4.　ヒグマのゲノム解析と動物地理的歴史
5.　マウスの核ゲノム解析
6.　ミトコンドリアゲノムの解析とハツカネズミの自然史
第II部　植物ゲノム
7.　日本ウルシの起源
8.　ヒョウタンの起源と伝播のゲノム解析
9.　アズキのヤポネシア起源仮説
10. サトイモのゲノム解析
11. ソバのゲノム解析
12. アワとキビのゲノム解析
13. 日本のイネ在来品種のゲノム解析

【著者紹介】
鈴木仁 : １９５６年静岡県に生まれる。現在、北海道大学名誉教授。学術博士

長田直樹 : １９７５年北海道に生まれる。現在、北海道大学大学院情報科学研究院准教授。博士（理学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）