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遠い空の下、僕らはおそるおそる声を出す

野中ともそ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334915162
ISBN 10 : 4334915167
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan

Content Description

長崎の中学校で仲良くなった同級生のすぐりと気持ちがすれ違ったまま、親の仕事の関係でニューヨークに移住し、高校生となった一葦。激動する社会で悩み、恐れ、ふさぎ込みそうになる。救ってくれたのは、NYの高校でオタク友達と始めた“アカペラコーラス”だった。そして歌声は海を越えて、遠い長崎のみならず世界とも繋がっていく―。ニューヨーク在住の著者が、彼ら、彼女らの青春を色鮮やかに描くエバーグリーン小説。

【著者紹介】
野中ともそ : 1998年、「パンの鳴る海、緋の舞う空」で第11回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 信兵衛

    人種とか偏見を持たない若い高校生たちがこれからの世界を変えていく、そんな期待を抱くストーリィ、快感です。

  • ぱぴゅ〜〜ん

    YA本でもあるのでしょうか。成長と再生の物語でもあり、アパルトヘイトの物語でもあり。コロナ前〜コロナ後のニューヨークのリアルな世界が描かれていたり。zoomを用いたアカペラの場面の悪意にはゾッとしたり。色々面白い。ただ、長崎の女の子のエピソードが類型的で、、、。切り口に一工夫あると完璧なのに。老若男女にお勧めです。

  • ganesha

    マーベル好きのビビリな少年とスクールカースト上位の歌えなくなった少女、NYと長崎、コロナ、アカペラ。「僕はそばにいてやれなかったけど、誰かのために…後悔と祈りで壊れそうなほど願った」と「彼氏のいないJKの放課後はとろとろ長くて、空っぽな気配で、でも気楽でほの明るい」が印象的で、すぐりからの訳詞が届いたシーンとそっと言ったアリガトに感動しつつ読了。

  • jolly

    なんとなく勝手に『がんばれベアーズ』、『勝利への旅立ち』的な大団円ストーリーを期待してたんですが、そんなことはなかったんです。何度も反省していますが、勝手に期待して読み始めてもろくなことはないです。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2023年2月初版。書き下ろし。YA。時代背景は新型コロナウイルス蔓延からロシアのウクライナへの軍事侵攻位迄。長崎の男子高校生が両親と共にNYに移住し、アカペラに目覚めて成長して行く譚。初読み作家さんです。

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