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ISBN 10 : 4061598864
Content Description
古来、日本人はいかに病気と闘ってきたか。人骨や糞石には古代の人々が病んだ痕が遺されている。結核・痘瘡・マラリアなどの蔓延に戦いた平安時代の人々は、それを怨霊や物の怪の祟りと考え、その調伏を祈った。贅沢病といえる糖尿病で苦しんだ道長、胃ガンで悶え死にした信玄や家康。歴史上の人物の死因など盛り沢山の逸話を交え綴る病気の文化史。
目次 : 第1部 病の記録(骨や遺物が語る病/ 古代人の病/ 疫病と天皇/ 光明皇后と施療/ 糖尿病と藤原一族/ 怨霊と物の怪/ マラリア(おこり)の蔓延/ 寄生虫との長いつきあい)/ 第2部 時代を映す病(ガンと天下統一/ 江戸時代に多い眼病/ 万病のもと風邪/ 不当に差別されたらい・ハンセン病/ 脚気論争/ コレラの恐怖/ 天然痘と種痘/ 梅毒の経路は?/ 最初の職業病/ 長い歴史をもつ赤痢/ かつては「命定め」の麻疹)/ 第3部 変わる病気像(明治時代のガン患者/ 死病として恐れられた結核/ ネズミ買い上げ―ペスト流行/ 事件簿とエピソード/ 消えた病気/ 新しく現れた病気/ 平均寿命と死生観)
【著者紹介】
酒井シヅ : 1935年静岡県生まれ。三重県立大学医学部卒業。東京大学大学院修了。医史学専攻。順天堂大学医学部教授を経て、順天堂大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2014/07/02
shikashika555
読了日:2020/07/11
翔亀
読了日:2020/08/26
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読了日:2020/05/31
ちゃま坊
読了日:2019/08/19
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