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あたりまえを疑え! 臨床教育学入門

遠藤野ゆり

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788513761
ISBN 10 : 4788513765
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これがフツー、あたりまえと思っていることも、見る視点、立場によってビックリするほどちがう。10の重要な教育問題をとおして、現実、他者、自分を「どのよう“に”見るか」を鍛える、まったく新しい臨床教育学入門。

目次 : みんなと普通に生きられること―枠組みとしてのあたりまえ/ 第1部 現実はどう理解されるの?(家族の形―データから確かめる/ 児童虐待―立場の違いを捉える/ 発達障害―多様に知覚し認知する/ 生きられる時空間―世界を信頼して生きる)/ 第2部 他者はどう理解できるの?(いじめ―雰囲気を共に生きる/ 自閉症スペクトラム障害―相手の気もちを理解する/ カウンセリング―内なる声を聴く)/ 第3部 自己をどう理解するの?(不登校―語ることで自己をつくる/ 非行―自分をふり返り反省する/ キャリア教育―存在を肯われて生き方を選ぶ/ みんなと普通に行きつづけること―“基盤”としてのあたりまえ)

【著者紹介】
遠藤野ゆり : 1978年生。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。山口大学教育学部講師、法政大学キャリアデザイン学部講師を経て、2013年4月より同准教授

大塚類 : 1979年生。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員PD(宮城教育大学)を経て、2012年4月より青山学院大学教育人間科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やなぎ

    教育問題を多角的に捉えていて、まさに臨床教育学という印象。「あたりまえ」のことはあたりまえではないことがよくわかる。自分は現象学に興味を惹かれた。こういう視点で子どもを見てあげたい。特別支援の記述が少し古く、残念。後で見返したくなる一冊。

  • あいくん

    ☆☆☆☆臨床教育学の入門書です。わたしたちが理解している現実の疑わしさ、他者を理解するメカニズムの難しさ、自分自身を理解する複雑さと不可能性の三つの視点から、家族問題、児童虐待、発達障害、時空間感覚、いじめ、自閉症、カウンセリング、不登校、非行、キャリア教育の10のテーマを扱っています。「普通」「みんな」「世間」をわたしたちは気にしますが、それは「大丈夫、それはみんながそうすることだから、あたりまえだから」ということで、自分の責任を免除してくれるというわけです。

  • ちい

    いつも何か考えをだす時は自分の一人よがりになってないか、考えていきたいです。

  • 新人

    図書館 読みやすいんだけど、もう少し踏み込んでほしかったなー 入門だから仕方ないか

  • insfeld

    【2017/09/26読了】著者よりご贈呈いただいたと記憶。目下個人的には、現象学のはじめの一歩を踏み出すなら、看護ではヴァンデンベルク『人間ひとりひとり』、教育では本書かと。

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