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ツーリズム・モビリティーズ 観光と移動の社会理論

遠藤英樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623078783
ISBN 10 : 4623078787
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

観光というモビリティに残された「痕跡」から、社会像を再構築するための視座を提示。

目次 : 人文・社会科学における「観光論的転回」―生成的なディシプリンへの呼びかけ/ 第1部 ツーリズム・モビリティと文化(モビリティ時代におけるポピュラーカルチャーと観光の相互接続―観光的磁場に惹かれるポピュラーカルチャー/ 東京ディズニーリゾートの想像力―モバイルな現代社会のあり方を映し出す場所)/ 第2部 ツーリズム・モビリティと地域アイデンティティとダークネス(観光における「伝統の転移」―「合わせ鏡」に映る鏡像としての地域アイデンティティ/ 社会的に構築される「ダークネス」―モバイルな世界において抑圧されたものの回帰としてのツーリズム・モビリティ)/ 第3部 ツーリズム・モビリティと再帰性(「虚構の時代の果て」における「聖なる天蓋」―恋愛と旅の機能的等価性/ グローバル時代の新たな地域研究―シンガポールを事例とした考察/ 「再帰性」のメディア―近代を駆動させるドライブとしての観光)/ モバイル資本主義を超える「遊び」=「戯れ」の可能性―観光の快楽をめぐる「外部の唯物論」

【著者紹介】
遠藤英樹 : 1963年生。1995年関西学院大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SQT

    全体を通してわかりやすく、観光社会学の蓄積がまとまっていて、特に序章は(アーリ以降という点でも)必読になると思う。終章で展望として(?)掲げられている戯れとしての観光、同じ物語を共有していなくてもお互いに楽しめるという意味での「公共圏」。確かにモビリティの発展に伴って一瞬一瞬の関係が増える(モバイルライブズの議論ですね)というのは明らかに言えるわけで、そのなかで「公共圏」を作ることができる、と敢えて捉えるか、アーリっぽくネガティブに捉えるか?という二択(を脱構築する必要があるか?)は今後のテーマかなと

  • MADAKI

    【「移動の時代」の観光論】見田宗介の戦後日本の時代論の先に、絶え間ない移動=モビリティーズの時代を位置づけ、その中で重要な役割を果たす観光に関する様々なトピックを取り扱う。特にダークツーリズム(負の歴史)、伝統行事といった事象が観光客と観光地の間のまなざしの交換によって変容していくことを取り上げた事例は非常に興味深い。

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