Books

江戸の実用書 ペット・園芸・暮らしの本

近衛典子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831516411
ISBN 10 : 4831516414
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸の人々もペットをいつくしみ、花をめで、よりよいくらしを目指していた。

目次 : 第1章 江戸のペット本(『犬の草紙』を読む/ 『犬狗養畜伝』を読む)/ 第2章 江戸のガーデニング―近世における変化朝顔流行の諸相(第一期変化朝顔流行―文化・文政年間/ 第二期変化朝顔流行―嘉永・安政年間 ほか)/ 第3章 江戸の園芸書―『秘伝花鏡』の世界(『秘伝花鏡』の世界―花癖・書癡/ 花間日課・花居款設・花園自供 ほか)/ 第4章 女訓書の世界―『女用文章』を読む(『女用文章』の世界―作者と板元/ 女性に求められた理念 ほか)/ 附録(『和談三細図会』翻刻/ 『犬の草紙』翻刻 ほか)

【著者紹介】
近衞典子 : 駒澤大学教授。専門領域は、近世小説、特に上田秋成

福田安典 : 日本女子大学教授。専門領域は近世小説・医学史

宮本祐規子 : 白百合女子大学准教授。専門領域は近世小説・演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アカツキ

    ペットは犬の逸話と飼育について、園芸は朝顔について、暮らしは女性に向けた教訓書について書かれた読み物を紹介した本。附録には実用書の原文が収録されている。暁鐘成の愛犬家ぶりが微笑ましい一方、この時代に犬を飼う大変さを感じた。たばこの軸で作った虫除けネックレスを犬に掛けている絵の男は鐘成かな。好きなのはごろごろ煎餅を焼いている鬼の絵。かなり焼きにくいらしい。

  • takao

    ふむ

  • 志村真幸

     江戸の実用書を取り上げ、原文に則して内容を紹介した本。  『犬の草紙』や『犬狗養畜伝』からは、江戸期にどのように犬が飼育されていたかがわかり、人間と動物の関係性が見えてくる。病気になったときの治療法も。また、犬にまつわる怪談が出ているのもおもしろい。  朝顔やマツバランの園芸ブームにまつわる本も興味深い。変化朝顔がそもそも不思議だ。江戸と大坂での流行が比較されているあたりにも、工夫がある。  そして女性のための実用書からは、江戸の女性の理想像が透けて見える。  原文の翻刻が巻末に収録されている点も貴重。

  • 正親町三条ペペ

    江戸人の生活を楽しむ底力に感服。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items