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歴史が遺してくれた日本人の誇り 青春新書インテリジェンス

谷沢永一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413044943
ISBN 10 : 4413044940
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan

Content Description

古今東西の書物に精通した当代随一の“知の巨人”“人間通”の著者が遺した「歴史との正しい向き合い方」

目次 : 第1章 いま、歴史とどう向き合えばいいのか―「歴史通」のすすめ(いまの日本に必要な“歴史”という座標軸/ 「正しい歴史」はありえない ほか)/ 第2章 歴史の本質をとらえ直す―日本人がたどってきた足跡(日本人の権力意識を知り抜いていた鎌倉幕府/ 戦国大名は“中間搾取”排除のために立ち上がった ほか)/ 第3章 受け継がれてきた日本人の誇り―歴史が遺してくれたもの(日本人は“権威”と“権力”を使い分けてきた/ 歴史に通底する、日本人の“道理” ほか)/ 第4章 失われた歴史を取り戻す―いま求められる真の気概とは(日本人はいつ気概を失ったか/ 官僚社会という日本の桎梏 ほか)/ 第5章 「歴史通」から「人生通」へ―古典の叡智で自分を磨く(古典から“人間”を読む/ 歴史書との付き合い方 ほか)

【著者紹介】
谷沢永一 : 昭和4年大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。在学中に開高健、向井敏らとともに同人誌「えんぴつ」を創刊。関西大学文学部教授を務めた後、平成3年退職。専攻の日本近代文学、書誌学の分野はもとより、該博な知識に裏打ちされた社会評論、歴史分析には定評がある。『完本・紙つぶて』でのサントリー学芸賞、『文豪たちの大喧嘩』で読売文学賞をはじめ、大阪市市民表彰文化功労、大阪文化賞など各賞を受賞。2011年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu

    杓子定規で測らない、ゆるいルールだからこそ日本人らしさで、難解を乗り越えられる。それが日本人の力。

  • ベータン

    柔軟に対応できる日本人の土壌はどのようにしてできたのか、面白く読めました。 ただ、歴史上の人物をぶった切り過ぎてて、ちょっと寄り過ぎな考えもあったのではないかと思います。

  • Akiro OUED

    『正しい歴史はすべからく作り話ある』、と冒頭から激しいが、当然なこの主張も、活字になるとやはり目に来る。痛快。ほかにも、『経済的不公平こそが、幸福で公平な社会を生み出した』とかも刺さる。 はて、バブル経済着陸失敗の責任を官僚だけに押し付けているが、ここはひとつ誇りを失った(?)ジャパニーズにも責を問うのが、著者としての「正しかるべき文脈」だと思うけどね。

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