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ISBN 10 : 462308566X
Content Description
本書は、三三年間にわたり関西の研究会文化の雄として知られた「近代社会史研究会」の軌跡を、関係した多くの研究者たちの文章を通じて立体的に描き出す。欧米を中心とした(しかしアジアやアフリカも視野に収める)「近代社会史」という歴史学実践の射程を振り返るとともに、研究会文化の切り口から「現代社会史」として見つめ直し、社会史の歴史と社会史の広がり、他のディシプリンとの連携、そしてこれからの豊かな可能性を展望する。
目次 : 「近社研」の軌跡をたどる―情熱の草創から苦渋の終幕へ/ 第1部 記憶と歴史のはざまで(草創期の人とあれこれ/ 社会史を紡ぎだす―共同論集企画の参加者たちから/ 近社研の新しい「かたち」を求めて―第二期世話人から/ 近社研と出会う―例会の報告者たちから)/ 第2部 記録篇(近代社会史研究会総記録/ 『会報』から/ 共同論集全四巻の目次)
【著者紹介】
谷川稔 : 1946年生まれ。1975年京都大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程修了。1988年京都大学文学博士(旧制)。現在、歴史家(元・京都大学大学院文学研究科教授)
川島昭夫 : 1950年生まれ。1979年京都大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程修了。現在、京都大学名誉教授
南直人 : 1957年生まれ。1985年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。2015年博士(文学)(大阪大学)。現在、立命館大学食マネジメント学部教授
金澤周作 : 1972年生まれ。2000年京都大学大学院文学研究科西洋史学専修博士後期課程研究指導認定退学。2002年文学博士(京都大学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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