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ISBN 10 : 4762830542
Content Description
紛争場面、問題解決や乗り越えの過程で“声”はどんな働きをするのか。“声”が“法”と、身体が規範・文化・制度と、ぶつかり、きしむさまを記述・考察する。声の働きとしての、本人性、手触り(メタメッセージ)、言葉・物語・意味とのあらがいから見える法の手つきを記述する試み。
目次 : 声に現れる法、法からはみ出る声/ 第1部 交通する主体(新たな法主体の可能性―コールバーグ/ギリガン論争を出発点に/ 日常的実践としての紛争=処理/ 日常的交渉場面に現れる法/ 理由をめぐる生活実践と法/ 葛藤乗り越え過程における“人びとのやり方”―その語り口分析から)/ 第2部 領有からはみ出す声とからだ(身構えとしての声―交渉秩序の反照的生成/ 紛争過程における当事者の声―自主的解決支援の罠と可能性/ ナラティヴとメディエーション―反物語の声/ 痛みと償い―震えの声の前で/ 痛みと紛争解決―混沌の声に立ち会う/ 身体的関わりと了解)
【著者紹介】
西田英一 : 1958年福井県に生まれる。1982年京都大学法学部卒業。1985年京都大学大学院法学研究科博士課程中途退学。現在、甲南大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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