Product Details
ISBN 10 : 4101014515
Content Description
第二次大戦下、神戸トーアロードの奇妙なホテル。“東京の何もかも”から脱走した私はここに滞在した。エジプト人、白系ロシヤ人など、外国人たちが居据わり、ドイツ潜水艦の水兵が女性目当てに訪れる。死と隣り合わせながらも祝祭的だった日々。港町神戸にしか存在しなかったコスモポリタニズムが、新興俳句の鬼才の魂と化学反応を起こして生まれた、魔術のような二篇。
【著者紹介】
西東三鬼 : 1900‐1962。岡山県生れ。日本歯科医専卒業後、シンガポールにて歯科医院を開業。帰国後、33歳で俳句を始め、新興俳句運動に力を注ぐ。1940(昭和15)年、いわゆる「京大俳句事件」で検挙される。’42年に神戸に転居。終戦後に現代俳句協会を創設。一時、雑誌「俳句」の編集長も務めた。句集の他、自伝的作品『神戸・続神戸・俳愚伝』でも高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/11 (日)
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コットン
読了日:2020/05/17
rico
読了日:2019/09/13
はっせー
読了日:2022/12/31
masa
読了日:2022/09/17
HANA
読了日:2019/08/23
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