Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784585310242
ISBN 10 : 458531024X
ISBN 10 : 458531024X
Format
:
Books
Release Date
:
October/2025
Content Description
中世において密教の修法は、現世利益を求める公家・武家の要請によって盛んに勤修されてきた。本書は、真言密教を伝持する醍醐寺に伝わる聖教を主に活用し、修法勤修と相承の仕組みについて「修法論」「法流論」「史料論」という三つの柱に基づき考察したものである。
第I部では、修法を実現するための諸要件について検討し、第II部では真言密教の中核的法流たる三宝院流の存続を支えた修法とその相承の実態に迫る。第III部では、修法の勤修と相承の場で生み出された史料の性格や機能を考える。聖教の「中身」にふみ込み、社会史的な観点で真正面から修法をとらえた研究である。
*本書は2008年刊行の『中世密教寺院と修法』(ISBN:978-4-585-03206-9)の新装版です。
【著者紹介】
西弥生 : 1977年埼玉県に生まれる。現在、種智院大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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