Books

随園食単 岩波文庫

袁枚

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003326213
ISBN 10 : 4003326210
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1980
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • syaori

    作者は18世紀(清代)の人で、若くして官を退き詩作で盛名を馳せた人物。彼が詩想を練った、隨園と名づけた庭園での生活は、彼の勇名もあり「相当豪奢」なものだったそう。本書が紹介するのはその生活の一端、隨園の食卓を飾った料理とレシピ。調味料や火加減のことから始まって海産物や豚肉…と進みます。紹介される料理は、子豚の丸焼(焼小猪)など豪勢なものから里芋と白菜の味噌煮(芋煨白菜)というお惣菜風のものまでバラエティ豊か。また鰻を蒸して骨を去り、小麦粉と捏ねて麺にする料理など凝ったものも多く、興味が尽きませんでした。

  • 1.3manen

    本書を読むと、立派な主婦、もしくは、主夫になれそうだなぁ。そうつくづく思われる内容である。型に嵌ることを戒む(60頁〜)。中華料理の名前は全く疎いので、説明を読んで理解していくとよい。しかし、調理師とか栄養士の人にとっては重要な古典であろう。本書は、中国人の人の解説があれば、どんな料理かがわかる。現代でいう、メニューサンプルの写真があればなんとか理解できるが、本書だけでは理解はできない気もする。

  • jjm

    サヴァランと並び称される清の食通 袁枚の食メモ集。現代と比較してもさして珍しい食材は扱われていないが、どんな部位も余すところなく使う精神はよく伝わる。食通とは今話題の多目的トイレの方が扱うような和食、中華、フレンチ等の高級料理店の味を知っているという面も勿論あるとは思うが、そんな狭小な領域のことではなく、世界各国の料理を知り、どんな食材でも好き嫌いなくおいしく食べられる能力を持つ人のことだと個人的には思う。

  • シンドバッド

    青木正児の見事な訳に感服。 私にとっては35年間積読であったが、この年齢になってわかる内容ともいえる。 また、35年前では、今のようなグルメ番組も無く、情報が少なかったこともある。

  • 金宗泰

    若くして官を退き豪奢な庭園を建築し、美食を追い求めた袁枚さんの料理メモ。豪奢な料理から、質素な料理までた酒に茶に。高級料理だけではなく、マクドナルドなどのファーストフードや庶民の食べもなのまで分け隔てなく楽しめるのがまさに美食家の鏡み!!そしてただ食べるだけしゃなくて、作り方や産地までもメモした凝りよう。さすがヨーロッパ稀代の美食家サヴァランと並び称されるだけある。そしてこれを読んでると18世紀時点では唐辛子が使われておらず、辛味は主に山椒を使っていることがわかる。ふむふむ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items