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ISBN 10 : 4826506198
Content Description
尊皇攘夷の旗の下、幕府の開国政策に無謀な異議を唱え、孝明天皇の毒殺をはじめとする奸策と狡知によって、倒幕・権力詐取に成功したのが、薩長の奸賊集団であった。幕末維新史の実相を、史実に即して、大胆にしてかつ独自の視点から「正観」した明治維新論。類まれなる名著の翻刻版である。
目次 : 第1編(明治維新の俗称/ 天皇孝明と将軍家茂との協調 ほか)/ 第2編(安政条約の法理と従来の謬見/ 幕府の遣米使節と米国の歓迎 ほか)/ 第3編(幕末の難局打開の三方策と三人物/ 江戸城降伏とその前後 ほか)/ 第4編(王政の復古と皇権の喪失/ 天皇の権力剥落のいきさつ)
【著者紹介】
蜷川新 : 東京に育ち、東大法学部卒業、続いて大学院に学び、国際法専攻、大正元年に学位を授けられた。歴史は専門ではない。私立大学の教授は、国際法及び憲法を受け持ち、永年勤めたけれども、それが専業ではない。下級官吏、新聞記者、嘱託、従軍、赤十字顧問、会社重役、外国出張、全国遊説、著書など、いろいろなことをやって来た。朝鮮、満洲、樺太にもいたが、その間の任務は、国際法、外交、拓殖及び経済の事業であって、それに、十年を費している。公務であった
礫川全次 : 1949年生まれ。在野史家。歴史民俗学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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roatsu
読了日:2016/10/07
ネコ虎
読了日:2017/10/29
マウンテンゴリラ
読了日:2023/03/27
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