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豊臣秀次 中世

藤田恒春

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642052733
ISBN 10 : 4642052739
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

織豊政権時代の武将・関白。豊臣秀吉の実姉の子に生まれ、三度目の養家先として跡継ぎのいない秀吉に迎えられる。秀吉から関白職を譲られると、聚楽第にあって学文の奨励や古典蒐集などを行なうが、秀吉に実子秀頼が誕生後、高野山に追放され果てる。妻子を巻き込む惨劇となった「秀次事件」の真相と影響を探り、叔父秀吉に翻弄された生涯を描く。

目次 : 第1 生い立ち/ 第2 三好氏時代/ 第3 八幡山城主/ 第4 関白一門として/ 第5 尾張清須城主/ 第6 関白就任/ 第7 太閤と関白/ 第8 秀次事件の真相とその影響/ 第9 秀次像の形成

【著者紹介】
藤田恒春 : 1952年生まれ。1979年関西大学大学院博士課程前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Taka

    ちょっとご縁のある歴史上の人物伝。地元では悲劇の人であり、悪く言う人はあまりいない。現に街は江戸時代を通じて商業が栄え、祭りなどの文化も現在まで継承されている。かなり広範な文献を調べて書かれているが、若くして亡くなっていることもあり、逸話や武勇伝もほぼなく、なかなか人物像の見えにくい方であるところが残念。

  • 金吾

    ○イメージ先行の秀次について、ある程度知ることが出来ました。秀次は努力家でありながら器ではなかったように思えますが、数少ない縁者ということで取り立てられたことが弟たちも含めその点が悲劇だと思います。秀次事件の一連の動きは豊臣家の勢力を弱体化しましたが、中央集権を目指す秀吉政権にとりやり方に問題はあるが致し方ないようにも感じました。

  • 浅香山三郎

    豊臣秀次といふ謎が多い人物について、確実な史料を用いて論じた堅実な評伝。 秀次自らの書き残したものや、言動の記録が限られるが故に、なおさら、死の謎は深く、秀吉の怖さが強く印象に残る。

  • フランソワーズ

    豊臣秀次の一般書は大概、秀吉関連の本に出てくるものばかり。そんななか、本書は秀次自体を正面から追っていて、それだけでも貴重。しかも、ひと昔前の酷い秀次評でも、最近の秀次やその権力の高い評価でもない、概説書としては最適な一冊。

  • 未到散人

    今、現実に目の当たりにしている任命権者の責任と同じ。適材適所が出来なければどんな組織ももたない。ごく普通いや標準以下の人物に任せようとするのが無理だったというしかなさそう。しかしいつの世も冤罪、でっち上げのすさまじいこと。

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