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ISBN 10 : 406159897X
Content Description
中世の村はひたすら明るかったのか。あるいは村の隅々にまで戦国大名の支配が浸透していたのか―実態は「自力」のさまざまな発動が織りなされる熟した社会であった。村同士の争い事の際の言葉戦いという挑戦の作法、暴力の回帰や反復を避けるための人質・わびごとの作法、また犯罪解決のための自検断の作法などを検証し、中世の村の実相に迫る。
目次 : 1 挑戦・身代わり・降参の作法(言葉戦い/ 身代わりの作法・わびごとの作法/ 村の扶養者/ 村の牢人)/ 2 村の武力と自検断(村の若衆と老若/ 落書・高札・褒美/ 逐電と放状/ 村の故戦防戦法)/ 3 庄屋・政所・在地領主(中世庄屋の実像/ 領主政所と村寄合/ 在地領主の勧農と民俗/ 村堂の落書き―「忘れられた霊場」によせて)
【著者紹介】
藤木久志 : 1933年、新潟県生まれ。新潟大学人文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専攻は日本中世史。立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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