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土一揆と城の戦国を行く

藤木久志

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022599087
ISBN 10 : 4022599081
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan

Content Description

相次ぐ飢饉と暴力と戦争の中で、したたかに生きる村と町の姿。泰平の近世が克服しなければならなかった「中世」とは、どんな時代だったのか。常に新たな中世像を展開する著者の「戦国を行く」シリーズ第3弾。

【著者紹介】
藤木久志 : 1933年、新潟県生まれ。新潟大学卒業・東北大学大学院修了。立教大学名誉教授。文学博士。日本中世史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • m.murasaki

    本願寺の兵の鎧が立派だからといって隙あらば剥いでやろうと虎視眈々と狙う庶民とかある意味強いですね。たとえ恩義ある領主であろうと敗れれば容赦なしとか。本願寺の幹部が飢饉に強いといわれる職業の人々ばかりと言うのもなかなか興味深いですね。農民たちの避難所にもなった山城、そしてその禁止令の伝承、九州など西日本は秀吉が関東などは家康が山城を禁止して下りたという話ですけど、確かに一国一城令ですべて一挙になくなったというよりは、段階を経て城破されたほうが納得できるかもしれません。

  • momen

    戦国の土一揆、城の構造やシステム、戦や飢饉の時の民衆や大名の動向、法律や社会制度など、様々な内容の論考を一冊にまとめたもの。一冊通して一つのテーマを掘り下げている訳では無いので扱う内容は広く浅い感じだが、章テーマごとに事例や資料が丁寧に説明されており具体的な様相がピンポイントで分かる。城とその近郊の町の構造、立地、法などが特に興味深かった。「清良記」等の軍記物にも多く触れられており、真偽はともかく戦がどのように捉えられていたか・大名や民衆は戦や平時にどうあるべきと考えられていたかなどが透けて見え面白い。

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