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日々の一滴

藤原新也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908406492
ISBN 10 : 4908406499
Format
Books
Release Date
March/2020
Japan

Content Description

目次 : 伊藤詩織さんの声/ カルロス・ゴーンの制限住居/ ふたつの発熱/ ホルミシス効果/ ショッピングモール核シェルター/ 考えないという楽園/ 赤ちゃんとの共闘/ 孤独死もまた死のかたち/ 現代のノアの箱舟/ 同窓会と流れ星〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    久々の藤原 新也です。表紙の写真から、空前の猫ブームで、藤原 新也も岩合 光昭に転身したのかと思いきや(猫の写真は2枚)、やはり骨太な社会派フォトエッセイでした。あまり綺麗な写真がないのは、時代が反映されているからでしょうか? https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000054993.html

  • ケンイチミズバ

    「孤独死もまた死のかたち」の項が衝撃で暫く頭が呆然とした。散骨して欲しいと50万円が届く。知人のたどたどしい文字に著者は尋常ならぬものを感じる。訪ねたがドアは開かない。2ヶ月後、団地の管理組合からドアの隙間からウジ虫が・・・との連絡が。たとえ家族に囲まれての死であろうと、人はみなあの世に逝く時は独りっきり。そういえば私の父が最期に口にしたのは恐いとかでなく、さみしいだった。風の電話ボックス、小保方さんの涙、水俣にフィールドワークに来ているのに水俣病のことはまるで知らない大学生などどれも考えさせられました。

  • とよぽん

    藤原新也さんの本を初めて読んだ。写真家の目で現代の日本や世界を見つめた「日々の一滴」。日本という国が同調圧力で病んでいる姿、弱者を切り捨てる強権乱用、群れてシェルターに入って外の世界を遮断するひきこもりの一様式、など鋭い見方に圧倒される。決して暗い話題ばかりではなく、身の回りの心温まるエピソードやパリの野菜のみずみずしい美しさに感動したことなど、ホッとする話題もあった。ウェブサイト「Cat Walk」も見てみたい。

  • HIRO1970

    久々の新也さん。新也さんは39冊目。 大好きな作家さんです。(常にトップ5) 最近余り新作が見つからず遠ざかっておりました。 3年程前の刊行ですが、2011年以降の短文が 50程載っており、ボリュームたっぶりで、 大変美味しゅうございました。 やはり物事の本質を見抜く眼力に衰えは感じられず、 新しい視点や観点に感嘆の声をしばしば発しながら 読み進める事となりました。日常に潜む変化を写真と言葉で切り取る、新也さんスタイル、やはりいいですね。 過去の作品に絡んだ話も多く、隠れファンとしては更に楽しめました。

  • kawa

    見開き2ページのちょっとした文章の後に、その文章にかかわる氏の写真作品が掲載される。最初は「ナンダカナぁ」という感じでパラパラと眺めていたのだが、中盤あたりから文章と写真がコラボしリズム感が出てきて引き込まれる。「TOUKYOの片隅で 花々が 福島弁をしゃべっている。」「やがてあの世へ向かう 幸せなキャラバン。」「ユーモアという不敵な武器。」「笑顔の彼方に 深き 花の闇。」等が印象的。 「孤独死もまた死のかたち」の死生観に共感。

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