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日本文学源流史

藤井貞和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791769100
ISBN 10 : 4791769104
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ことばは、文学は、どこからやってきたのか。壮大な文学史の誕生。古代日本語をたどり、神話や昔話、アイヌや琉球のことばと文学、あるいはうたや歌謡をもとりあげて、その起源と本質にせまる。文学と言語のそれぞれを探究し続けてきた泰斗による畢生の書。

目次 : 第1部(神話紀は解明されるか/ 神話紀から昔話紀への画期 ほか)/ 第2部(物語紀―“歌語り”定置/ 否定性と詩文 ほか)/ 第3部(中世の歴史叙述/ “連”の源流 ほか)/ 第4部(「詩」「小説」「文学」の“古代から近代へ”/ 近代詩、現代詩の発生 ほか)

【著者紹介】
藤井貞和 : 1942年東京生まれ。詩人、国文学者。東京学芸大学・東京大学・立正大学の各教授を歴任。1972年に『源氏物語の始原と現在』で注目される。2001年に『源氏物語論』で角川源義賞受賞。詩人としては、『ことばのつえ、ことばのつえ』で藤村記念歴程賞および高見順賞、『甦る詩学』で伊波普猷賞、『言葉と戦争』で日本詩人クラブ詩界賞受賞、『春楡の木』で鮎川信夫賞および芸術選奨文部科学大臣賞など、数々の賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • hasegawa noboru

    〈文学の流れを、現代にまで、古日本語以来の数千年の範囲で見通したい〉冒頭一文で、そのカバーする領域と時代のとてつもない、大きさ、つばらさが分かる。「フルコト」記としての『古事記』成立を論じていたかと思うと、琉球弧、アイヌ神話を語る。ここが一番難解であった。『源氏物語』を宗教から語り、「文学」の語源として江戸の文人たちに触れる。国家が必要とした人身犠牲としての戦争死、死刑は思想的に終わらねばならないと説き、1970年日本ポストモダンの始まりで(三島事件は国家に文学が対峙したエロスの射出現象)なにがどうやら?

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