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夢のころ、夢の町で。 毎日晴天!11

菅野彰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784199003028
ISBN 10 : 4199003029
Format
Books
Release Date
June/2005
Japan

Content Description

勇太が今も大切に持っている、中学入学式の写真。それは、秀と二人で過ごした時間を、懐かしく呼び起こす宝物―。大学生の秀に当たり屋として出会った、十歳の岸和田の思い出、養子にしたいと秀が父親の元に通った一年間、そして晴れて勇太を息子に迎え、親子の絆を結んだ四年間の京都時代…。勇太にとって、つらくも鮮やかな幸いの日々を描く、「晴天!」の原点、ついに登場。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば

    辛かった。弱い者同士で不器用な二人、自分が秀と勇太の助太刀ができるものならと涙ながらに願った。岸和田に学士様が現れて勇太をくれやなんて・・どうしようもない親やけど、自分も親にそのように育てられてきたのじゃないだろうか・・なにがアカンねんと言う思いが透けてみえる。それでも最後は勇太を秀に託したが・・秀は勇太より幼かった。それが良かったのかもしれない二人にとっては。このシリーズと言うかこの一家、ほんま泣かせてくれたり笑わせてくれたりで炬燵に入って百面相してます。

  • 那義乱丸

    小説キャラ掲載の番外編を読んだらこの本が無性に読みたくなったので再読。再読でも泣けた。幸せとは何か――そう考える基盤すら持っていなかった秀と勇太が出会い、血の繋がりを持たない親子として情を結ぶまでの道のりは過酷で厳しいものだった。勇太にとっての秀への想いは恋愛感情と紙一重となっていくけれど、少年ながらにして、それでは駄目だと踏みとどまった彼の判断にはもう兜を脱ぐしかない。秀と勇太が結んだ絆が、今ある帯刀家の日常という幸いに繋がる起点となっていることを感慨深く味わわせてもらった。この後、番外編を再読します。

  • 那義乱丸

    予感通りにボロ泣き。勇太と秀の出会い〜京都編。存在意義を持たない二人がお互いを必要としていく過程は苛烈なもので読んでてとても痛かった。でも、これまでのエピが次々と脳裏に浮かび、それはこの時代があったからこその物語だったのだと改めて強く思う。何処にも行かないでと縋る秀を自分の女にしてしまおうかと考えながらも、それは違うとお互いの存在の意味を悟り踏みとどまる勇太が見事だった。ラストは変わらず賑やかな帯刀家で締められていてこれを最終巻とされても頷けはするけど、できればまた続きを書いて欲しい。もっと読んでいたい!

  • 明那

    この二人が大好きで大好きで…ほとんど一日で読んだ感じです。このシリーズで一番泣ける一冊。勇太と秀が親子になるまで。勇太の子供時代が辛いけど愛しくて。本当に勇太と秀が恋愛関係にならなくて良かった。確かに勇太では秀を幸福に導けず、息子でいる事が一番秀を幸福へ導ける一歩だったろう。でも、好きだったから変な独占欲や嫉妬で薬とかに手出したんだよね。勇太の決意が、秀が大事だからこその決意が本当にいい。一衣くんも幸せにしてあげたかった。恐らく無理なのだろうけど…。勇太は真弓ちゃんで本当に良かったね。

  • uuuuuuuuko(うーこ)

    秀と勇太が出会ってから同居してしばらくのお話。 重く辛い話だった。勇太に手を差し伸べた秀のほうが、空虚さがすごい。秀のポンコツぶりは面白かったけど、全体的には暗めのお話だった。

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