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ISBN 10 : 4000114174
Content Description
八世紀の安史の乱から一四世紀の元末にかけての東アジアは、中国周辺の諸民族の活動が一気に活発化し、大きな動乱の中にあった。北方遊牧諸民族が華北を領有、のち全土を掌握するに至る。他方、「唐宋変革」を経て中国は農業生産力と社会組織の変容、流通経済の進展と新しい商業組織の登場など、新時代に突入した。まさに東アジア動乱の時代―軍制・財政とのかかわりのうちに経済を捉えるとともに、法制や文化、ジェンダーから日本との関わりまで、「中華世界の重層環節」の第三幕を多彩な切り口で論じる。
目次 : 展望(東アジア世界の連動と一体化)/ 問題群(唐後半期の政治・経済/ キタイ・タングト・ジュルチェン・モンゴル―覇権の遷移とその構造/ 宋金元の郷村社会の展開/ 士大夫文化と庶民文化、その日本への伝播)/ 焦点(「五代十国」という時代/ 宋代官僚制の形成―元豊官制の歴史的意義/ 元の大都―元朝の中国統治/ 法構造の新展開/ 中国父系制の思想史と宋代朱子学の位置―中国ジェンダー史素描のために/ 高麗国とその周辺)
【著者紹介】
荒川正晴 : 1955年生。大阪大学名誉教授。中央アジア古代史、唐帝国史
冨谷至 : 1952年生。京都大学名誉教授。中国法制史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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MUNEKAZ
読了日:2023/02/26
ポルターガイスト
読了日:2025/02/22
じょあん
読了日:2024/07/26
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