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中国文化大革命の大宣伝 下

草森紳一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875861751
ISBN 10 : 4875861753
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan

Content Description

すべて宣伝と考えれば、中国の謎に合点がいく。著作権侵害も、反日も、食品問題もわかる。最後の“文人”草森紳一、魂心の宣伝論。広告関係者、中国に興味を持っている人、そして政治を志す若者に読んで欲しい作品。

【著者紹介】
草森紳一 : 1938年北海道生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。宣伝、文学、美術、書、ファッション、カメラ、デザイン、マンガなど、広範な分野にわたって著述がある。1973年『江戸のデザイン』(駸々堂出版)で毎日出版文化賞受賞。2008年3月、7万冊ともいわれる蔵書を遺し逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    下巻も相変わらず全てが政治に結びつく事の恐ろしさを存分に教えてくれる。壁新聞から兵馬俑、さては第一次天安門事件まで、宣伝という観点から存分に語りつくしている。特に恐ろしく感じたのは兵馬俑。自由主義の国家なら考古学は考古学として独立しているが、社会主義国家だとトップの思惑を忖度して発表しなければいけない。特に兵馬俑の発見は毛沢東が始皇帝に擬されていた時期と重なる事もあり、その事の貴重なサンプルとなっている。壁新聞も天安門事件も民衆が政治に踊らされる姿は何ともいえない。中共の闇は今も変わっていない気もする。

  • harry2986

    上下巻合わせて1,200ページ。走資派、劉少奇に表舞台から退場させられかけた毛沢東が、少年少女を利用し、四人組に先導役を託して、走資派を逆に殲滅するという政治闘争から始まった文革。紅衛兵の暴走という想定外の出来事があったにせよ、根本的には「内輪の政治闘争」を有利に進めるために、民衆を振り回しているだけの茶番劇。であるのに、社会主義国家(というより全体主義国家)の哀しさか、周りの顔色を伺いながら全体に合わせて(熱狂的に!)生きていかなければならない社会はブラックジョークで片付けるには悲しすぎる。

  • muko1610

    ★★★

  • kouzou

    死ぬかと思った。読むだけでも大変な量を書く人は掛け値なしで凄いとしか…

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