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業平センパイの読書会

花形みつる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784037450007
ISBN 10 : 4037450003
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ムダに美形と評判の古典研究部、業平部長は
部員集めのため読書会を企画したものの、予想外の展開に見舞われる。
現代の高校生が、「虫めずる姫君」などで知られる
『堤中納言物語』のナゾとたくらみを
訳し、つっこみ、続きを書きながら読み解いていく
新感覚古典小説!

「てか、この主人公、コンプライアンスって言葉、知らないよな。」
「出たよ、垣間見。」
「平安時代の貴族の男って、ほかにやることなかったんすか。」
「貴族社会の女たちのストレスってハンパないすね。」
「後半戦はMCバトルかぁ。」

【著者紹介】
花形みつる : 神奈川県生まれ。『ドラゴンといっしょ』で野間児童文芸新人賞、『サイテーなあいつ』で新美南吉児童文学賞、『ぎりぎりトライアングル』で日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、『徳治郎とボク』で産経児童出版文化賞大賞、JBBY賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もちこ

    とある高校の古典研究部が、部員を集めるために読書会を開く。題材は『堤中納言物語』。 読書会という体で、『堤中納言物語』の現代語訳をしてくれて、この話の背景にある当時の文化についても教えてくれる。 私は『堤中納言物語』はほとんど触れたことがなかったので、一緒に読書会に参加している気分で勉強になったし、面白かった。 『堤中納言物語』は全10編の短編集で、本書で紹介されているのは9編。つまり、この本を一冊読めばほぼ全部の話を理解できるようになる! 高校生の受験勉強の合間に、息抜きとして読めたら最高だなと思った。

  • りらこ

    軽く読める本。読後すぐに『堤中納言物語』を読みたくなってしまう。たしか大修館版があったはずって。廃部寸前の古典研究部に新入部員を勧誘すべく開く読書会。イケメンの部長。ルッキズムへの言及が最初なされているけれど、その後はなんかみんなキラキラしている感じ。堤中納言物語を中心に、高校生たちがいろいろな感想を持つのが自分の高校生時代と似ていて、懐かしくもあり。先生によって古典が好きになるかどうかってアリだよなぁ。

  • 信兵衛

    編者不詳、10篇の短編物語&1篇の断片という「堤中納言物語」が、とにかく面白い。 私も、一年生2人と共に手ほどきを受けながら、同作の面白さを堪能した気分です。この体験、是非お薦めです。

  • kitten

    図書館本。なんとなく借りただけだったけど面白い。堤中納言物語、ちゃんと読んでみたくなった。古典を現代語に訳しながら、その背景のお話までしっかり、現代の人間にわかりやすく解説してくれている。これが11世紀の文学ってのもすごいな。 ただ、業平センパイが少しだけ残念。いや、時代が一人だけ少しズレてるやないか。和泉、紫、清、ときたら、平安中期でしょ。ただ、業平ほどインパクトのある公達がほかにいないからしょうがないんだろうけど。評価、星3。古典の勉強に。

  • 菱沼

    業平センパイは言うには及ばず、村崎さん、清宮さん、和泉さん、家定くんなど名前もなるほど、な軽い読み物という感じだった。『堤中納言物語』への(そして古典への)興味の扉を開くにはいいかもしれない。けれど、文体があまり私には合わなかった。私はバーサンだから仕方ないかも。文末が体言や人の名前で終わることが多いのも、あまり過ぎると読みにくい。

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