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ISBN 10 : 4750343803
Content Description
教室にコンピュータはあるか。それは重要なことなのか。本書では、生徒による情報通信技術(ICT)機器のアクセスと利用が近年どのように進展しているのかを分析し、教育制度(国)と学校がICTを生徒の学習体験にどのように組み入れているのかを探る。本書はPISA2012年調査の結果に基づいて、ICTへのアクセスとその利用における差異―まとめて「デジタル・ディバイド」として知られるもの―を考察する。こうした差異は生徒の社会経済的背景、性差、地理的位置、生徒が通う学校と関連している。本書ではデジタルテキストを検索する生徒の能力を高めることの必要性を強調している。また、学校でのコンピュータへのアクセス、教室でのコンピュータの利用、PISA調査の成績の間にある関係も分析する。
目次 : 第1章 近年、生徒によるコンピュータの利用はどのように変化しているか/ 第2章 情報通信技術(ICT)を指導と学習に取り入れる/ 第3章 2012年コンピュータ使用型調査の主な結果/ 第4章 デジタル読解力におけるナビゲーションの重要性:考えてからクリックする/ 第5章 デジタル技能の不平等:格差を埋める/ 第6章 コンピュータは生徒の能力とどのように関係しているのか/ 第7章 ログファイルデータを用いて、何がPISA調査の成績を左右するのかを理解する(事例研究)/ 第8章 教育政策と実践に対してデジタルテクノロジーが意味するもの
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