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きずな 時代小説親子情話

細谷正充

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758435956
ISBN 10 : 4758435952
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みっちゃん

    読友さんに教えて頂いたアンソロジー。もう何と言っても高田郁さんの【漆喰くい】これに尽きます。病気の母に元気になってもらいたい、この一心で農民禁制の豆腐を手に入れようと、勇気を振り絞る少女、ふみ。彼女の健気さにまず泣かされます。そして彼女を護り、助ける周りの大人たちに、作者の人間への温かい眼差しが感じられます。解説によれば主人公の名は、当初は「ふき」だったとか。ああ、やっぱり!と何だかさらに、嬉しくなったのでした。

  • 紫 綺

    親子のきずなを描いた時代劇短編集。宮部みゆき、池波正太郎、高田郁、山本周五郎、平岩弓枝の錚々たるメンバー。特に高田さんの「漆喰くい」は良かった。単純なお涙頂戴の話なのだが、それでも泣けてしまう秀作。

  • AKIKO-WILL

    高田郁さんの短編を読みたくて借りましたが、宮部みゆきさん、山本周五郎さん、池波正太郎さん、平岩弓枝さんなど時代小説の大御所作家のも読めて、嬉しかった。お初な山本周五郎さんと池波正太郎さん、宮部みゆきさんですが、山本周五郎さんの短編がかなり良くて涙が出ました。親子のきずながメインの短編だけに時代小説でも読みやすかったです。この期に山本周五郎さんの作品読んでいきたいです。宮部みゆきさんも良かった。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火

    高田郁さん「漆喰くい」病に寝込んでふた月。食が細り、ついには何も受け付けなくなった母。その母の忘れ難い味は庄屋の祝言で振る舞われた豆腐の味。母と娘の貧しい暮らし、豆腐を購う余裕など有ろうはずもない。そして幕府の発布した「慶安の御触書」では五穀の無駄使いとして百姓が大豆から豆腐を作ることを禁じていた。男の子に見せ掛けるため顔や足に泥をなすりつけ、蓑をかぶり、女には禁じられた振り売りに出るふみ十一歳。願いは畑の青菜を売って豆腐を購うこと。初めての振り売りが上手く行くはずも無く、酷い仕打ちの末に出会ったのは→

  • ぶんこ

    思いもよらないところで、高田さんの初期作品に巡り合えて嬉しくなりました。 しかも主人公の名前が「みをつくし」の(ふき)さんと同じだったのを文庫化で(ふみ)としたとありました。(ふき)という名前、他の名前が考えられない程ぴったりです。 読めて幸せ。 宮部さんは既読。 優しいホラーというか妖物なので違和感無し。おとよさんの優しさにホロっとしました。 山本周五郎さんの作品も、実の親と育ての親を選ばざるを得なくなったお高さんの心意気と、育ての親の啓七郎の親心が伝わってきました。

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