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安心社会を創る ラテン・アメリカ市民社会の挑戦に学ぶ

篠田武司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794807755
ISBN 10 : 4794807759
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新自由主義の負の経験を乗り越えようとする中南米の人々の多彩な取り組みに、連帯と信頼の社会像を学び取る。ラテン・アメリカの人々の再生への挑戦が、日本における「安心社会」再構築に重要な示唆を与える1冊。

【著者紹介】
篠田武司 : 1945年生まれ。立命館大学産業社会学部教授。現代社会経済学研究専攻

宇佐見耕一 : 1959年生まれ。日本貿易振興機構アジア経済研究所ラテンアメリカ研究グループ長。ラテン・アメリカ社会保障論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    「安心社会」とは、排除と不平等を解消し、地域コミュニティを軸とした参加を保証する社会(26ページ)。ラテン・アメリカ(LA)の失業は、「失業している余裕がない」(42ページ)ほどなのである。ハローワークに行くのもまだ余裕があるから行けるのかと、国が違えば思わざるを得ない。LAでは公平は社会・福祉政策で実現される前提がある(48ページ)。不平等度を表すジニ係数が0.5などと暴動水準という0.4越えで社会不安となっている(67ページ)。絶対的かつ相対的貧困を克服する人間開発が求められる(119ページ)。

  • Takuji Nakahira

    地理的にも文化的にも日本と対照的なラテンアメリカは、いわゆる新自由主義が先行し、それに対抗する草の根の動きを紹介している。リーマンショック前後の発刊だが、現在でもその流れは続いているように思う。新自由主義浸透の「後輩」である日本が、かの地域から学べることは多いのではないだろうか。

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