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駐在刑事尾根を渡る風 講談社文庫

笹本稜平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062935197
ISBN 10 : 4062935198
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan

Content Description

取り調べ中に容疑者が自殺、青梅警察署水根駐在所へと降格された元刑事・江波敦史。奥多摩の穏やかな暮らしにも慣れ、自分を取り戻していた。そんなある日、御前山でいなくなったペット犬捜しを頼まれた彼は、山で何者かが仕掛けた罠を発見。それは隣県で発生した殺人事件の証拠だった。シリーズ第2弾!

【著者紹介】
笹本稜平 : 1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』(小学館)で第6回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば

    殺伐としたこの世の中に警察と言う機構が悪を象徴するのか、はたまた、8千万以上のお金を盗まれる間抜揃いか・・。なんて巷の噂に流されないで、江波さんは今日は非番でプールと山登り。捜査一課などと花形でいても「人」としてどうなんだろう。所詮その場限りの駐在さん・・でなく奥多摩の住人と土地と山に魅せられてしまった江波さん。今日も今日とて住人の要請を受けて山の中へ。大きな事件になるかもしれないのを未然に抑えるような駐在さんのお仕事。自然が人を癒す。決して夜のネオンが安らぎを与えてくれるものでは無い

  • goro@the_booby

    奥多摩駐在所シリーズ第2弾。すっかり相棒となった犬のプールとともに事件に当たる。トレランまで始めた江波所長はすっかりなじんで奥多摩の警察官と云うよりは相談役。罪を抱えて生きるよりはそこから救いたいと行動する江波が良い。奥多摩湖って綺麗なんだよなぁ〜。先月は雲取山へ行ったから次は鷹ノ巣山へ登って水根へ降りようかと本を閉じました。このシリーズ再開して欲しい。

  • 達ちゃん

    このシリーズ、ミステリーなんだけど癒されます。今回も奥多摩の山を思い浮かべながらの読了です。

  • 坂城 弥生

    短編集。

  • 幹事検定1級

    駐在刑事の続編、楽しく読ませて頂きました。奥多摩のとある駐在所長の日常を描く物語。私自身、某業界新聞のコラムでも紹介して頂いた低登山部というサークルを運営しているので、東京神奈川の山歩きは大好きです。その奥多摩での主に登山をテーマにした事件や事故なので情景を浮かべながら読んでいました。続編を期待しますし、駐在所長の恋の行方も気になります。図書館でお借りした本なので後日購入して本棚に入れようと思います。(図書館本)

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