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「救済」のメーディウム ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ

竹峰義和

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130101301
ISBN 10 : 4130101307
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“救済”とは、テクストに潜在する、打ち捨てられた過去の事象のアクチュアリティを解放すること。ベンヤミン、アドルノ、クルーゲが描き出す星座的布置の閃光。

目次 : 序論 フランクフルト学派のアクチュアリティ/ 第1部 救済の美学(「無声映画の革命的優位性」―初期ベンヤミンにおける“沈黙”と“音楽”/ 解体と再生の遊戯―ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」について/ 補論1 外来語の救済―初期アドルノにおけるクラウス的な主題をめぐって)/ 第2部 メーディウムとしての芸術作品(芸術の認識機能―アドルノのシェーンベルク論をめぐって/ 破壊と救済のはざまで―アドルノ美学におけるキッチュの位置/ 補論2 挑発としての擬態―アドルノの文化産業論再考)/ 第3部 変容する投壜通信(投壜通信からメディア公共圏へ―アドルノとクルーゲ/ 労働のメタモルフォーゼ―ネークト/クルーゲ『歴史と我意』(一九八一)をめぐって/ マルクス主義の死後の生―クルーゲ『イデオロギー的な古典古代からのニュース』)

【著者紹介】
竹峰義和 : 1974年生。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ドイツ思想史・映像文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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