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袖が語れば

竹原あき子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846119126
ISBN 10 : 4846119122
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

着物の袖は、日本の平安時代には床に届くほど華麗で長かったが、近代になるにつれ筒袖が世界のスタンダードになった。その袖に導かれて奈良、長安、サマルカンド、コンスタンチノーブル、ローマ、フィレンツェに旅した。直線でできたアジアの「T」の字をつくるこの袖の時空を超える旅に終わりはない。日仏同時出版の着物の袖をめぐる注目の文化史!

目次 : 直線の衣/ イケメン遣唐使/ 胡人(ソグド)ペルシャ起源の長袖/ 光源氏の袖/ 唐のシルクロード:椅子はどこから/ 人間不在の袖:打出/ 男も打出/ 襲の色はグラデーション/ 平安の縫い姫/ 袖は恋/ モナリザの袖/ 袖は戦う/ 袖の香/ 袖:東西のエピソード/ 男も振り袖/ 袖のエピソード/ 秀吉最後の袖/ 筒袖から筒袖の1300年

【著者紹介】
竹原あき子 : 1940年静岡県浜松市笠井町生まれ。工業デザイナー。1964年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。1964年キャノンカメラ株式会社デザイン課勤務。1968年フランス政府給費留学生として渡仏。1968年フランス、Ecole nationale sup´erieure des Arts D´ecoratifs。1969年パリ、Thecn`esデザイン事務所勤務。1970年フランス、パリInstitut d’Environnement。1972年フランス、Ecole Praique des Hautes Etudes。1973年武蔵野美術大学基礎デザイン学科でデザイン論を担当。1975年から2010年度まで和光大学・芸術学科でプロダクトデザイン、デザイン史、現代デザインの潮流、エコデザイン、衣裳論を担当。現在:和光大学名誉教授、長岡造形大学、愛知芸術大学、非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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