稲垣栄洋 Review List
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Posted Date:2021/07/19
『 身近な雑草の愉快な生き方 』タイトルからすでに擬人化しての表現で、雑草の視点で雑草の世界をのぞきみようとする著者の発想と意気込みがもう面白い。身近に感じさせてくれる話しぶりと、興味を持てる内容の数々。知っているもの、全く知らないもの、なんとなくは聞いたことあるもの、こまやかで良いイラストも添えられて、楽しめます。ホトケノザ、マンジュシャゲ、ヒメムカシヨモギ、セイタカアワダチソウ。短かすぎず長すぎず、ちょうど良い感じでテンポ良くページを進んで行けます。自然を知ることの喜びに加えて、メッセージも込められていたりして考えさせられもします。逆境でも根を下ろした場所からはにげだすことはできない。厳しい環境での生き抜く姿勢も教えてくれているようです。「雑草ばかりではない、動物も、鳥も、昆虫も、肉眼では見えない微生物も、すべての生命あるものは、より強く生きたいというエネルギーを持っている。そしてすべての生命が強く生き抜こうと力の限りのエネルギーを振り絞っている。向上心のない生き物はないのだ。」と言う熱い言葉もありながら、さまざまな雑草を知れて充実しています。
seigo-hk . |40year
Posted Date:2021/07/01
『面白くて眠れなくなる植物学』眠れなくなるということまではならないですが、面白さにどっぷりはまり突き詰めて真剣に研究していったら、そうなるのかもしれないなぁ、と興味深い植物の世界に引き込まれて行きます。生態や進化の過程や、人や他の生き物との関わり等、耳新しい話しから、再確認や再認識すべき話しまで楽しめます。「葉のつき方は工夫に満ちている」すべての葉が重なり合わず効率良く光を受けるため。「すべての花は美しい数列に従う」フィボナッチ数列やリュカ数列について。「自然界に区別はない」植物にとって、木か草かは大きな問題ではありません、その環境に適応するように進化を遂げただけのことです。-などなど。臨機応変に生き抜いているダイナミックさ、時にドラマチックさを感じさせる植物たち。不思議で偉大な存在の幾つもの話しから、生きる力を感じ取れたり、生き方を学べたり、素晴らしい充実の読後感です。
seigo-hk . |40year
Posted Date:2021/06/16
植物にまつわるあらゆる歌詞や文章、ことばが収録されています。科学的な知識だけでなく、いろんな方面から植物について学べておもしろいです。
みい .
Posted Date:2021/04/17
「生き物の死にざま」の著者が自らの専門分野である雑草生態学の視点で 書いた快作!現代社会を(本当は弱い)雑草のように生き抜く知恵が満載! サラリーマンには是非読んでいただきたいオススメの一冊! 詳細についてはヤボなネタバレになってしまうのであえて書きませんが、 現代社会で生きる中間管理職以下のサラリーマンやベンチャー企業、中小企業が上司や大企業の中でいかに「生き抜く」かということを「雑草」の生存戦略に置き換えて読んでみて下さい。大いに得るものがあると思います。内容的にも門外漢の素人でも理解できるように専門用語なしでわかりやすく書かれています。
I.O.U .
Posted Date:2021/04/10
コロナ禍だからこそ是非読んでいただきたい感動の一冊! 色々な生き物の「死にざま」が淡々と描かれているが、著者は一貫して「死」=「生きた証」「生きた意味」として生き物の視点から書いている点は非常にユニークだと思う。 内容的にも何度も読み返しても読むたびに違う感動がある。 人生に疲れた人、挫折した人、終活を考えている人には是非読んでいただきたい「無人島に持って行きたい一冊」だ。 内容的にも非常に面白く知的好奇心を充たしてくれるものばかりなのでワクワクすること請け合い。
I.O.U .
Posted Date:2021/04/10
ベストセラーになった「生き物の死にざま」の著者が「自然界では強者が必ずしも最後に生き残るわけではない」という視点から弱者がどう強者に立ち向かって生き残っているかということを具体的な例をあげてユニークな語り口で淡々と解説しているのだが、稲垣氏の場合、話が客観的で押しつけがましくないのでむしろ自分の頭で行間を考えさせられることが多い。 内容的にも知的好奇心が大いに刺激されるものだが、読み方によっては実社会でも「弱者の戦略」を応用することができる点も素晴らしい。 「生き物の死にざま」と併せて是非ご一読いただきたい一冊!
I.O.U .
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