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本居宣長『古事記伝』を読む 3 講談社選書メチエ

神野志隆光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062585286
ISBN 10 : 4062585286
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本居宣長の大著『古事記伝』―。厖大・多岐にわたるその注解を、全四十四巻すべて読み通す、画期的シリーズの第3巻、いよいよ登場。第3巻は、二十一之巻から三十一之巻まで、すなわち綏靖天皇から仲哀天皇の下巻まで。三輪山伝説、倭建命の西征東征、神功皇后の新羅征討などをあつかう。

目次 : 21 『古事記伝』二十一之巻・高岡宮巻、浮穴宮巻、境岡宮巻、掖上宮巻、秋津嶋宮巻、黒田宮巻―綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊天皇の系譜記事/ 22 『古事記伝』二十二之巻・境原宮巻、伊邪河宮巻―孝元天皇、開化天皇の系譜記事/ 23 『古事記伝』二十三之巻・水垣宮巻―三輪山伝説/ 24 『古事記伝』二十四之巻・玉垣宮上巻―沙本毘売・沙本毘古の反逆/ 25 『古事記伝』二十五之巻・玉垣宮下巻―沙本毘売の後日談/ 26 『古事記伝』二十六之巻・日代宮一之巻―三人の太子/ 27 『古事記伝』二十七之巻・日代宮二之巻―倭建命の西征東征/ 28 『古事記伝』二十八之巻・日代宮三之巻―倭建命の最期/ 29 『古事記伝』二十九之巻・日代宮四之巻、志賀宮巻―白鳥となった倭建命、成務天皇/ 30 『古事記伝』三十之巻・訶志比宮上巻―神功皇后の新羅征討/ 31 『古事記伝』三十一之巻・訶志比宮下巻―「太子」をめぐる物語

【著者紹介】
神野志隆光 : 1946年生まれ。和歌山県出身。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授を経て、明治大学大学院特任教授。東京大学博士(文学)。専攻は、日本古代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 「古事記伝を読む」の第3巻で、いわゆる欠史八代〜神宮皇后の新羅(日本書紀では三韓)討伐までの内容を含む。本居宣長の記述態度は引き続き一貫していて、さまざまな資料を併せて解釈する中で「新解釈のストーリを作り上げる」面はある。最も印象的だったのは欠史八代だった。単に架空説有力という“解説記事”では見えないこともある。時代が下がってきたので神話から古代史に移行してきた。第4巻も楽しみである。

  • ELAT

    系譜記事は普通に読むだけでは全くおもしろくなかったが、地名と関連付けたり歴史的に見たりすることで多少おもしろくなるものだと気付いた。宣長は読みの感覚も優れているのと同時にこうした細かい検討も怠らないところが、さすがである。

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