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本居宣長『古事記伝』を読む 1

神野志隆光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062584616
ISBN 10 : 4062584611
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰でもその名は知っているが、読み通した人はほとんどいない歴史的大著「古事記伝」。全44巻すべてを精緻に読み解く画期的シリーズ。本書は、一之巻から十之巻を取り上げ、解説する。

【著者紹介】
神野志隆光 : 1946年生まれ。和歌山県出身。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授を経て、2010年4月より明治大学大学院特任教授。東京大学博士(文学)。専攻は、日本古代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 著者の記述は丁寧で古事記伝」の細部のこだわりにつて良くわかる。古事記伝は、強引な論のところもあるが、論理的に漏れのない一貫性を追及しようとした書物で、「すみずみまであいまいにしないで自分の立場で説明することは徹底している(p42)」ことは見習うべき態度であろう。  日本神話に関心があるなら読む価値は高い。 http://blogs.yahoo.co.jp/tong_poo_h/10733540.html

  • はちめ

    何とか読み終える。思ったよりも読みやすい。あくまでも古事記の解説ではなく、古事記伝の解説。恐らく小林秀雄とかも古事記伝自体は総論のところしか読んでいなかったのだと思う。さてこのあとどうしようか。総論の中心である直毘玉の含まれる第4巻だけにしようか悩むところだ。

  • よの字

    神野志氏のこれまでの本に比べ、特に新しい発見があるわけではないが、氏の『古事記伝』の読みには頷くことしきり。二巻が出るまでに『伝』を読み返しておこう。

  • Kazuo

    これは古事記解説書の解説書である。かように古事記を読むのは難しい。どうよむ(訓)のかが、どうよむ(読)のかに繋がる。とても勉強になりました。著者に感謝します。これだけ苦労して書かれた古事記だが、なぜ独自の仮名文字を新規開発しようとは思わなかったのだろうか。その方が後世に伝わりやすいのではないのか。ことばの持つ霊力のようなものという概念や伝統と関係あるのだろうか。謎だ。

  • 山河童

    まぁまぁ読みやすいかな。でも難しいというか、理解しづらいなとか、思う点もある。読みすすめることはできる“((。。*)

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