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本居宣長「古事記伝」を読む 4 講談社選書メチエ

神野志隆光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062585859
ISBN 10 : 4062585855
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本居宣長の大著『古事記伝』―。名のみ知られて、ほぼ読み通されることのないこの歴史的名著を、全四十四巻すべて詳細に読み、丁寧に解説する画期的シリーズ、ついに完結!第4巻は、三十二之巻・応神天皇から四十四之巻・推古天皇まで。巻末に、「直毘霊」について、を附す。「聖帝」仁徳天皇が寵愛する八田若郎女、軽太子と軽大郎女の恋など、歌物語を中心に、宣長は『古事記』をどう読み解いたか―。

目次 : 『古事記伝』三十二之巻・明宮上巻―宇遅能和紀郎子をめぐって/ 『古事記伝』三十三之巻・明宮中巻―宇遅能和紀郎子と大雀命の天下の譲り合い/ 『古事記伝』三十四之巻・明宮下巻―天の日矛と、秋山の下氷壮夫・春山の霞壮夫/ 『古事記伝』三十五之巻・高津宮上巻―「聖帝」仁徳天皇/ 『古事記伝』三十六之巻・高津宮中巻―石之日売の物語/ 『古事記伝』三十七之巻・高津宮下巻―歌物語をならべる/ 『古事記伝』三十八之巻・若桜宮巻、多治比宮巻―墨江中王の反逆/ 『古事記伝』三十九之巻・遠飛鳥宮巻―軽太子の物語/ 『古事記伝』四十之巻・穴穂宮巻―不名誉な天皇/ 『古事記伝』四十一之巻・朝倉宮上巻―歌物語のなかの雄略天皇/ 『古事記伝』四十二之巻・朝倉宮下巻―豊楽のめでたい歌/ 『古事記伝』四十三之巻・甕栗宮巻、近飛鳥宮巻、広高宮巻、列木宮巻―顕宗天皇・仁賢天皇の物語/ 『古事記伝』四十四之巻・玉穂宮、金箸宮、檜〓(ひのくま)宮、師木嶋宮、他田宮、池辺宮、倉椅宮、小治田宮巻―系譜記事だけの天皇たち

【著者紹介】
神野志隆光 : 1946年生まれ。和歌山県出身。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授を経て、明治大学大学院特任教授、東京大学名誉教授。東京大学博士(文学)。専攻は日本古代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ELAT

    宣長の思想は第一に古事記に基づくものであるから、その思想を理解するには宣長が古事記をどう読んだかを知る必要がある。また宣長の言説は一部を取り出すだけだと強引でナショナリスティックに見えてしまいがちである。故に本書を通じて全体的に古事記伝にふれることは、宣長の思想に迫るうえで良い経験になったと思う。それに古事記の様々な解釈上の問題について、古事記伝・他注釈書・著者の立場を比較してみることができたのも興味深かった。

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