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入門ゲ-ム理論と情報の経済学

神戸伸輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535554146
ISBN 10 : 4535554145
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan

Content Description

なぜ観光地の食堂はマズイのか、なぜ銀行の建物は立派なのかといった現象を、難しい数式抜きでスラスラ理解できる。現代の経済現象を理解する上で欠かせないゲーム理論と情報の経済学の両方をまとめて解説。

【著者紹介】
神戸伸輔 : 1963年生まれ。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営学博士号取得。現在、学習院大学経済学部教授。専門分野、ゲーム理論、契約及び交渉の経済分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nekozuki

    入門書ではあるが、カバーする内容は広い(数式による証明etcは最小限という意味では入門と言える)。また、ゲーム理論から発展して情報の経済学についても言及されているのが本書の良いところ。個人や組織において生じる情報の非対称を解決する方法は実際に採用されているものばかりでその理論的な意味づけがわかる。

  • hurosinki

    某氏に紹介してもらい、選書ツアーで読んだやつ。国際関係論からゲーム理論を知ったクチ(『国際政治学』NLAS 第三章)なので、想像以上に適応できる状況が幅広いことに驚いた。ゲーム理論は完全競争市場から逸脱した経済現象の分析ツールとして有用で、寡占における企業の振る舞いも説明できる。この本の特長は、ゲーム理論の応用という側面がある「情報の経済学」を体系だって紹介していることである。数学のできない読者に配慮してくれてるのもありがたい(数弱)

  • _udoppi_

    わかりやすかった

  • コーヒー豆

    グラフがわかりにくい部分はあるが、ゲーム理論と情報の経済学を直感的に学べる本であると思う。ゼミで扱ったので、非常にお世話になった。

  • はすはす

    数式を極力使わないで書かれた入門書。とはいえ、意外と読みごたえがあった。ミクロ経済学の基礎的な知識があった方が読みやすいか。特に興味深かったのは、情報の経済学を用いて日本型の人事システムを分析した18章である。世界的に見て異質だと評されることが少なくない日本の人事システムも、全体的に見ると、労働者のやる気を引き出すためのうまい仕組みだということが分かった。そして、システムの各要素は相互補完的であるため、手直しするときはシステム全体を考えて慎重にしなければならないということも分かった。

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