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金融資本市場のフロンティア 東京大学で学ぶfintech、金融規制、資本市場

神作裕之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784502309915
ISBN 10 : 4502309915
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

仮想通貨(暗号資産)、金融規制、コーポレートガバナンス、M&A、顧客本位の業務運営、ベンチャーファイナンス、ESG投資…。金融資本市場では今何が起きているのか。第一線で活躍する実務家からビジネスパーソン必須の知識を学ぶ。

目次 : FinTechによる競争環境変化と産業政策/ FinTech・仮想通貨に関するわが国の取り組みと課題/ FinTechと今後の金融行政の方向性/ Age of FinTech、中央銀行の視点/ 金融機関のデジタル・イノベーションへの取り組み/ ICOと金融規制/ M&Aの法的・公共政策的な課題と論点/ 「顧客本位の業務運営」原則(フィデューシャリー・デューティー):公法と私法の接点/ コーポレートガバナンス改革と独立取締役の役割/ ベンチャーファイナンス、イノベーション促進に関する論点と課題/ ESG投資の現状と課題:パフォーマンス評価を中心に

【著者紹介】
神作裕之 : 東京大学大学院法学政治学研究科教授。東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、学習院大学法学部教授等を経て2004年より現職。専門は商法・資本市場法。金融法学会理事長、金融審議会金融制度スタディ・グループメンバー、スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会座長、法制審議会会社法制(企業統治等関係)部会委員等も務める

小野傑 : 東京大学客員教授・西村あさひ法律事務所代表パートナー。東京大学法学部卒業。ミシガン大学ロースクールLL.M.修了。1978年弁護士登録(30期)、1983年ニューヨーク州弁護士資格取得。西村眞田(現西村あさひ)法律事務所パートナー等を経て2004年より現職。2007年より東京大学客員教授も兼務。金融法委員会委員、法制審議会信託法部会委員、金融機関社外取締役・社外監査役等も務める

湯山智教 : 東京大学公共政策大学院特任教授。早稲田大学大学院修了、博士(商学)。慶應義塾大学大学院修了、修士(政策・メディア)。株式会社三菱総合研究所研究員等を経て2001年金融庁入庁。監督局、証券取引等監視委員会事務局、日本銀行金融市場局、財務省理財局(財政投融資)、米国OCC等を経て2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • KAZOO

    東大の法学系大学院生を対象とした最近の金融資本市場を様々なITを絡めた観点から講義をまとめたものです。それぞれの分野の専門家が話されていて最近の大学の講義は変わってきたなあという印象が残りました。前に出された「金融とITの政策学」の続きのような感じを受けました。質疑応答を書かれていて非常に丁寧な感じでわかりやすさがあります。

  • Hatann

    金融市場のフロンティアということでフィンテック対応を含めた金融規制の最新状況や資本市場の各種論点を素描する東大の授業の再現である。金融産業の垂直統合モデルがアンバンドリングによって水平分離モデルに移行して、更にはリバンドリングによって効率的な仕組みに再構成されていくとする予想図がダイナミックで面白い。資本市場によるベンチャー育成もなるほどと思うのだけど、分散化する世界では総合化企業の有する解決策提供の間口の広さももう一つの機軸として必須であろう。修正資本主義においては複眼的な価値観が問われる気もする。

  • Yuichi Tomita

    ベンチャー投資で成功するのは海外を含めて10分の1くらい、デットファイナンスとエクイティファイナンスのプレイヤーは違う、大田区にいた時代に中小企業診断士のリストを逆から頼んだら成果が出たなど、10章の経済産業省の章が良い。

  • Yuichi Tomita

    2018年後期の東京大学の大学院生向けの講義を再編して収録したもの。「金融とITの政策学」の続編である。フィンテックや金融規制に関するものが6章、金融資本市場に関するものが5章で構成される。 実務家による説明はいずれも興味深いが、最も面白いのはコーポレートガバナンス改革と独立社外取締役の役割という章。日本のガバナンスは低収益低成長で遅れている、独立社外取締役は役に立つことも立たないこともあるなどとデータも交えて説明している。株主総会改革よりもベンチャー育成による新陳代謝が重要とは考えもしなかった。

  • Yuichi Tomita

    再読したが、やはりM&Aやコーポレートガバナンス、ベンチャー企業について触れた第二部のほうが面白い。フィンテックも、ひと通り出てきて実用のフェーズに入っているからか。

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