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石田梅岩「都鄙問答」 いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ

石田梅岩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784800911261
ISBN 10 : 4800911265
Format
Books
Publisher
Sun
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 巻之1(都鄙問答の段/ 孝の道を問うの段/ 武士の道を問うの段/ 商人の道を問うの段/ 播州の人、学問の事を問うの段)/ 巻之2(鬼神を遠ざくと云う事を問うの段/ 禅僧、俗家の殺生を譏るの段/ 或る人、親へ仕える事を問うの段/ 或る学者、商人の学問を譏るの段)/ 巻之3(性理問答の段)/ 巻之4(学者の行状、心得難きを問うの段/ 浄土宗の僧、念仏を勧めるの段/ 或る人、神詣を問うの段/ 医の志を問うの段/ 或る人、主人の行状の是非を問うの段/ 或る人、天地開闢の説を譏るの段)

【著者紹介】
石田梅岩 : 1685〜1744年。江戸中期の思想家。石門心学の始祖。丹波の人。本名、興長。小栗了雲に師事。実践的倫理思想をわかりやすく説き、町人層に歓迎された

城島明彦 : 昭和21年三重県に生まれる。早稲田大学政経学部卒。東宝、ソニー勤務を経て、「けさらんぱさらん」で第62回オール讀物新人賞を受賞し、作家となる。ノンフィクションから小説、歴史上の人物検証など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 井上裕紀男

    心学とは一体何だろうかとずっと思っていましたが、一度読んでもなかなか体得はできない知恵が満載。「自分を見つめて倹約をする」ので、極めると徳を持ったまま財を成すことができると思われますが、正に道険しぞと言わん。 「いつはりも 人にいひては やみまなし 心の問わば いかが答へん」、たやすくはできないけど人生の肝のようで、心掛けていきたい話で何やら得心します。「心を知って穏やかになれば仁を養うことにつながる」という話も良い。 医書にある「望・聞・問・切」との診断法も興味深い。 真の道はやはり険しいですね。

  • あまね

    なるほど。さすが松下幸之助氏の座右の書と言われるだけあります。確かに本文は現代語訳されているのでとてもわかりやすいのですが、恥ずかしながら私の場合、内容の理解度と一致しているとはとても言えませんでした。四書五経を勉強していれば、より深く分かることができたのにと自分に残念です。『あきない世傳 金と銀』にこの都鄙問答がでてきますが、主人公の幸は幼い頃に四書五経に触れていたからよく理解できたのですねぇ。ともあれ、読後はとても充実感があります。四書五経も勉強したくなりました。再読したい本にいれようと思います。

  • あつ子🐈‍⬛

    「我が身を養ってくれるお得意様を粗末にせず真実の誠を尽くせば、十に八つは、お得意様の心にかなうものである。お得意様の心に合うように商売に打ち込み努めれば、渡世において何の案ずることがあろうか」 日本では300年も前にCS(顧客満足)について説かれていたのですね。

  • スズツキ

    最近岩波文庫で復刊した『都鄙問答』は原文のみの超絶難解仕様で「普通の日本人はこれを読めるのかしら」と外来毛等舶来品の私なんぞは思ったのですが、これまた最近この本が現代日本語訳で通常入手できる形態としては初のリリースとなりました。中身に関して、梅岩の思想は納得できない点と共感できる点がかけ離れている。某本では「俗流哲学」「通俗道徳」と評されていましたが、確かに。

  • カナッパ、ユイッパ

    (★ 4.9) 良い本です。 読んていて「ソクラテスの弁明」の問答法を思い出しました。 孔子を基にしていますが、完全に日本独自の哲学として昇華され、問答法として展開されています。 最後まで読むと記載されている全てのことが一つに繋がります。 現代の日本人に生まれた幸せを実感することができます。 「ソクラテスの弁明」を読んだときは、日本語に訳されて日本人なら誰でも読むことができる幸せを感じました。同様に「都鄙問答」を読んだときは、簡単な現代文に訳されて、無学な自分でも読むことができる幸せを感じました。

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