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わたしたちが少女と呼ばれていた頃 祥伝社文庫

石持浅海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396341862
ISBN 10 : 4396341865
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Content Description

横浜にある女子高に通うわたし、上杉小春には碓氷優佳という自慢の親友がいる。美しく聡明な彼女はいつも、日常の謎に隠された真実を見出し、そっと教えてくれた。赤信号のジンクス、危険な初恋、委員長の飲酒癖、跡継ぎ娘の禁じられた夢、受験直前の怪我、密かな失恋…。教室では少女たちの秘密が生まれては消えてゆく。名探偵誕生の瞬間を描く青春ミステリーの傑作。

【著者紹介】
石持浅海 : 1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年に上梓した『月の扉』で話題となり、05年には『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が「このミステリーがすごい!」第二位に選ばれベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koma-inu

    碓氷優佳シリーズ4弾、7短編集。今回は倒叙ミステリではなく、高校時代の日常の謎を、優佳とワトソン役の小春が解く、青春ミステリ・・最終話までは。最終話で、6話までの真の姿を暴き返して、作品全体を全く別の姿に描き直してます。まー、前作までの優佳のキャラを知っていれば、納得のいく結末ではあります。友達の輪に優佳がいたら、気が落ち着かないかも😅ラスト1行の小春のセリフは、意味深長。次作にも登場するとの事で、2人の絡みが楽しみです。

  • 夜長月🌙新潮部

    碓氷優佳シリーズ第4弾。今回は優佳の高校時代のエピソードです。興味はその天才的推理能力と歪んだ人格がどうして、どのようにして誕生したかでしょう。全部で7編ですが高校一年生の初編から優佳は優佳だったのです。第4章では珍しく優佳の温かな一面にも触れますが、最終章で恐ろしい事実に気づきます。そしてそれがシリーズ第一作の「扉は閉ざされたまま」に見事につながるのです。

  • かかな

    石持作品の何に夢中になるかって、この絶妙にずれた倫理観!よくある日常ミステリーなはずなのに心がひんやりしました。最後の短いセリフが重い重い。イノセントに残酷っていい言葉だなあと…。でもこのシリーズは『碓氷優佳はすごい』の一言で感想が済んじゃいます(笑)最後の話は『扉は閉ざされたまま』を再読しろと言われている気分に。再読や短編だけじゃ物足りないから、倒叙シリーズの新しい作品が出るといいなあ。

  • しょーくん@本棚再編中

    ★★★★★★★☆☆☆碓氷優佳シリーズ第4弾。高校時代にさかのぼっての連作短編でした。良くも悪くも碓氷優佳、相も変わらず恐るべしです。

  • したっぱ店員

    碓氷優佳アーリーデイズの謎解き短編集。あのクールな切れ者も高校時代は、友達とふざけてヘッドロックを掛け合うとか可愛いじゃん!と思ったが、最後の小春のモノローグになるほど。やっぱり彼女は彼女であった。「扉は…」を読み返したくなるなあ。余談ですが、賢い女子たちの学園生活に、脳内は完全に「彼氏彼女の事情」だったので、こっちも読み返したくなった。

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