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コロナ禍のエベレスト街道(仮)

石川直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791774067
ISBN 10 : 479177406X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「知り合いのシェルパたちからは悲痛なメッセージがSNSを経由してぼくのもとに届いていた。どうにか苦境に立たされているシェルパたちに恩返しができないだろうか、とぼくは考えた。」(本文より)

目次 : 日誌(4月16日 日本‐カトマンズ/ 4月17日 カトマンズ‐ルクラ‐モンジョ/ 4月18日 モンジョ‐ナムチェバザール/ 4月19日 ナムチェバザール/ 4月20日 ナムチェバザール‐クムジュン ほか)/ 旅を終えて/ エベレスト街道 今日の食事/ 対談 石川直樹×上田優紀

【著者紹介】
石川直樹 : 1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    やっぱり、人は人と共にあるのだなあ〜。そんな共にありたいと思える人が、どれだけいるのかが大切なんだと、しみじみと思わせてくれる。それなりの覚悟と準備をしてでも、会いに行きたい人。ここが、大きな分岐点だと思う。そんな人の所へ向かうのと、エベレスト街道という場・風景が、目に浮かぶよう。もちろん、エベレスト街道の風景は、想像すらできないが、でも、何かが心の中に浮かんでくる。

  • シャコタンブルー

    エベレストに登るのは無理だが、エベレストを眺めながらのトレキングは挑戦してみたい。コロナ禍の中、収入を絶たれたネパールのシェルパの友人達から窮状を訴えるメッセージを受けた筆者が行動する。シェルパの生き方文化を写真集にして販売しその売り上げを直接ネーパルに行き手渡して寄付する。素晴らしい活動だ。写真も豊富で、シェルパの人達の逞しく優しい人柄が滲み出ているような表情が素敵だ。同行した一人が高山病になり危うく死にかける場面では息を呑んだ。死と隣り合わせの世界がここにある。シェルパあってのエベレストなんだ。

  • yyrn

    2001年以来17回もエベレスト街道を行き来してきたという登山家で写真家の石川直樹氏のエベレスト愛にあふれた本。▼エベレスト登山の玄関口、標高2846mのルクラから麓のベースキャンプ(標高5364m!)までのエベレスト街道を、日本から誘った3人と馴染みのシェルパとともに歩いた道のりを具体的に(21.4.16に成田を出て5.5に日本に帰ってくるまでの20日間。コロナ禍に巻き込まれる話もあって)かつ、たくさんの写真も交えて紹介してくれる本なので実際に行こうと思っている人には、かなり参考になるのではないか。⇒

  • なにょう

    コロナ禍の今頃、エベレストに行ってる場合じゃないゾ、と思う。が、ネパール政府が、2020年にエベレスト入山を禁止したら、お客さんいなくなって、登山関連収入で食べてた人たちが困っちゃった。だから2021年はエベレスト入山許可が出たんだって。そのうち、コロナ変異株がインドで爆発して、インド人はネパールに逃げてくるし。ネパールの状況も逼迫してきて、石川さんたちも飛行機が飛ばなくなるってんで、慌てて帰国したようだ。山はコロナ禍とか関係なく、空気は薄いし、恐ろしいのは変わりない。貴重な記録。

  • カイエ

    前に読んだ『For Everest ちょっと世界のてっぺんまで』から丁度10年後。コロナ禍で収入の減ったシェルパたちに寄付金を届けに行こうという企画。某所のレビューでは、こんなときに直接届けに行くなんて、という否定的な意見もあったけれど、震災直後に身一つで被災地入り(『ちょっと〜』参照)した著者にとっては当然の行動ともいえる。とはいえコロナ禍。行きはすんなり入国できたものの帰りはロックダウン。特に同行者にとっては大変な旅だったことだろう。ネパールがアメリカにとって要所であることは知らなかった(巻末参照)。

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