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津山三十人殺し クロニクル

石川清

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784576240473
ISBN 10 : 4576240471
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本で最も津山三十人殺しに詳しい著者が残した十数年に及ぶ取材の記録。

【著者紹介】
石川清 : 1964年、埼玉県生まれ。上智大学卒業後、NHK記者を経てフリーに。津山事件をはじめとする日本各地の埋もれた事件の取材の傍ら、2000年ごろから長期ひきこもりの支援に関わり始める。2022年6月8日、逝去。享年57(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    一人の青年が村人30人を殺害した「津山三十人殺し」の全貌。著者が残した二十数年に及ぶ取材の記録。関連年表から始まり、3通の遺書からの考察、「津山事件報告書」(事件の翌年に司法省検察局がまとめたもの。長く行方がわからないとされていた)の解説。先に発売された事件に関する本の間違いの訂正。事件関係者への取材。犯人と祖母、そして関係の深かった女性達との関係。今だ残る謎の提示。最終報告書の名に相応しい内容。

  • ぐうぐう

    タイトルに相応しい、津山事件の最終報告となっている。いくつかの新たな真相、あるいは推測が為されているが、一番のインパクトは津山事件のバイブルと称される築波昭『津山三十人殺し』の間違いを正す章だろう。事実誤認だけではなく、明らかな創作まであるというのだから驚きだ。中でも、都井睦雄が阿部定に強い関心を抱いていたとする築波の主張がまったくの創作だとする点には、憤りさえ覚える(築波本を読み、長年その主張を信じていた読者は、多かれ少なかれショックを受けるはず)。(つづく)

  • きみどり

    『八つ墓村』など数々のフィクション作品にも影響を与えた戦中の大事件。山間部の閉鎖的な農村で、孤独感を拗らせた青年が起こした猟奇的な大量殺人の謎に迫る労作。著者は20年かけて調査したとのことで、思わず驚く分厚さにも納得。但し30%は当時の事件報告書のコピーだった。この報告書、長く紛失したとされていたのが米国の大学内で保管されていると分かり、調査の精度が格段に上がったそうな。しかしとうてい一言で感想が言えるような本ではない…凄惨さに絶句。著者は引きこもり支援の活動もしていたという。この事件の犯人も、(続く→

  • a.i

    ★★★年末年始にふさわしい(?)ボリューム感。概要は知っていたけれど、もっと詳しく知りたくて読んでみた。襲撃された全戸の状況をあらためて読むと、文字だけでも恐ろしさで震え上がるような残虐極まりない事件だけれど、育てられた環境が違っていたら……と睦雄の境遇に同情を禁じ得ない。 性質上仕方ないが繰り返しの内容が多い印象なのと、誤植というよりおそらく著者が誤って覚えて使っている言葉があったのが気になってしまった。

  • 風鈴

    津山事件と言えば八つ墓村から知ってるんですかね。色々な俳優があのシーンを演じていて怖かったです。作者が完成を待たずに亡くなるのは哀しい。とは言え、色々調べていて、違う暗い穴を覗いた戦慄が怖い気分にさせてくれました。

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