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ISBN 10 : 4584120307
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日本人ピアニストの草分けとしてショパンコンクールにはじめて入賞し、戦前戦後を通じて聴衆を魅了、世界から「東洋の奇跡」とまで称えられ、わが国クラシック界で一世を風靡した美貌のそのひとこそ、原智恵子(1914年〜)である。59年にチェロの巨匠、ガスパール・カサドと再婚しておもな活動の場を海外に移してからは、欧米での名声は高まる一方でなぜかその名は日本の音楽界からは次第に消えてしまった。日本人のこころの奥にいまでも響くピアノの余韻だけを残して―。
目次 : 第1章 幸運の女神が微笑んだ―一3歳の音楽留学生マルセイユに到着す/ 第2章 パリからの帰国―日本一の女流ピアニスト凱旋演奏会/ 第3章 運命の激浪―結婚、終戦、そして破局/ 第4章 第二の旅立ち―世界に羽ばたくプリマ・ドンナ/ 第5章 愛の二重奏―運命の出会い、再会/ 第6章 カサド・コンクール―世界のチエコ、もう一度/ エピローグ 運命の糸に導かれて
【著者紹介】
石川康子 : ノンフィクション作家、翻訳家。1982年独協大学外国語学部ドイツ語学科卒。94年東京都立大学人文学部文学科独文学卒。82〜83年フランクフルト(赤井電機勤務)、83〜84年フィレンツェ在住、原智恵子と出会う。90年代前半から彼女の研究を本格的に開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ドナルド@灯れ松明の火
読了日:2020/05/14
中田俊輔
読了日:2020/03/15
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読了日:2023/12/01
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