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ISBN 10 : 4426130379
Content Description
日本人のすべてが、いずこかの戸籍に入り、その戸籍の所在地=「本籍地」を定めています。といっても、普段は戸籍のことなど知りもしないし、気にもかけないで過ごしている人がほとんどでしょう。書式もこみ入っていて、ぱっと見ただけでは何が書いてあるのかよくわかりません。
しかし、たとえば親が亡くなるなどで相続が起きるとたいへんです。戸籍の知識が、いきなり必須のものとなってしまうのです。あるいは、結婚・離婚に際しても、子供ができたときにも、戸籍の知識は必要になります。
また、戸籍やその附票(戸籍と同じ手続でとることができます。附票には住民票の住所が記載されています)は個人情報のかたまりですから、たとえば借金取りの債務者追跡や婚約時の家系調査などに濫用されないよう、取得者の本人確認、目的チェックなどのハードルが設けられていますが、失踪した親族の捜索などには役立つのです。
このように、戸籍についての知識をもつことは、多くの人にとって大切なことです。本書は、なかなかわかりづらい戸籍の調べ方、記されている事項の意味の読み取り方などを、実際の書式例も多く収載して、できるだけわかりやすく解説したものです。本書によって戸籍というものを理解され、自在に活用できるようになっていただければ幸いです。
弁護士 石原 豊昭
(「はしがき」より)
※本書の内容は、令和6(2024)年7月末日現在の法令により改訂しています。
【著者紹介】
石原豊昭 : 昭和3年10月、山口県に生まれる。中央大学卒業。弁護士。三井三池労働争議事件その他暴力金融グループ・株券金融犯罪グループ事件などの被害者救済で活躍
国部徹 : 昭和35年12月9日生まれ。東京大学卒業。弁護士(東京弁護士会所属)。平成4年弁護士登録、平成10年國部法律事務所開設。一般民事・家事事件をはじめ、労働事件や倒産事件、刑事事件など日常の事件全般を取り扱う
飯野たから : 山梨県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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