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一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する

石井俊全

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860644987
ISBN 10 : 4860644980
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この本は、高校の数学・物理を履修した人向けに書かれています。まず、専門の内容に入る前に、数学、物理の準備をしましょう。次に、相対論を読むときの第一関門となる「テンソル」を具体的な計算をしながら説明します。直線のテンソルを分かったところで、いったん特殊相対性理論に進みます。次に直線のテンソルの話を曲線・曲面のテンソルに拡張し、その中で第二関門である「共変微分」をじっくりと説明します。最後に一般相対論のキーコンセプトとなる曲率の概念を手に入れれば、あとは一気に一般相対性理論を理解することができます。重力場の方程式の一番単純な解から、重力波の方程式までを解説します。

目次 : 第1章 数学の準備/ 第2章 物理の準備/ 第3章 テンソルと直線座標のテンソル場/ 第4章 特殊相対性理論/ 第5章 曲線座標のテンソル場/ 第6章 曲率/ 第7章 一般相対性理論

【著者紹介】
石井俊全 : 1965年、東京生まれ。東京大学建築学科卒、東京工業大学数学科修士課程卒。大人のための数学教室「和」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    多様体から相対性理論に入ると幾何学的理解の変化は従来の理解との区別で実感する。一方本書では、相対性理論の数式自身を徐々に解く過程でその実感が可能になる。読者は直線のテンソルから特殊相対論へ、直線から曲線へのテンソルの拡張から共偏微分へ、さらに曲率の概念から重力波方程式に至るまで各段階でこの変化を実感する。物理的なテンソル概念を数学側から説明する著者のアプローチも明確であり、参考書的レイアウトとソフトカバーも相俟って、物理数学を「リスタディ」するには馴染みやすい体裁だ。なお第5刷までの正誤表はwebにある。

  • がりがり君

    671ページ。読み応えはたっぷりあった(写真に撮って載せたいくらい)。でも途中から理解が怪しくなり最後はいつものように読み飛ばす。でもこの本の構築的に(アプリオリではなく)相対論を理解させようという意気込みは買う。

  • 田蛙澄

    途中論文書いたりしててインターバルが空いてしまい、半年で読み終わる予定が一年ちょうどかかってしまった。正直特殊までは理解できたが、テンソルや曲率あたりで理解がかなり怪しくなり、なんとか読み抜いたけど、結局あまり理解はできていないと思う。しかし相対性理論の構造がいろいろと具体的に分かるようになっただけでも収穫。やはり数式で見るとどこの変数が働くことでどのような現象を表してるかが明瞭になる。概説書では今一つ分かるような分かんないような箇所も数式上の理屈が分かると得心がいく。また再読してちゃんと理解したい。

  • がりがり君

    テンソルの山場を乗り越えてしまえばあとはあっという間だった。

  • 御光堂

    良さそうな本だと思ったら671ページもある厚い本なのに索引が付いていない。辞書的に使えると言うより、タイトル通りはじめから一歩一歩読んでいくしかないようだ。

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