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「南進」の系譜 日本の南洋史観

矢野暢

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805109267
ISBN 10 : 4805109262
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan

Content Description

明治・大正・昭和、各時期における日本の南洋政策、あるいは南洋理解の実相を明らかにするとともに、近代日本にとって南洋、ひいては海外殖民地とは何だったのかを問う。日本の南方関与研究の先駆的業績を復刊。

【著者紹介】
矢野暢 : 政治学者。専門は東南アジア地域研究。1936年熊本生まれ。1959年京都大学法学部卒業。1965年同大学院博士課程修了。1970年法学博士(京都大学)。大阪外国語大学講師、広島大学助教授、京都大学東南アジア研究センター助教授などを経て、1978年より同教授。1990年同所長(〜1993年)。スウェーデン王立科学アカデミー終身会員。1996年ウィーン大学法学部客員教授。1999年逝去。主な著作に『冷戦と東南アジア』(中央公論社、吉野作造賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あずLOVE@星詠み

    日本の「南進」は「からゆきさん」から始まる、というような、意外な出だしから、経済政策としての「南進」、国策としての「南進」と、日本人による東南アジア進出の系譜を分かりやすく追っている。明治期、大正期、昭和期とそれぞれの「南進」の違い、そして戦後の日本による再度の「南進」を、昭和期のそれの延長線上と捉えた視点は、非常に衝撃的なものだった。今後の日本が東南アジア、太平洋地域においてどのような立ち居振る舞いをすべきか、考えさせられる内容。

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