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おひさま 矢部太郎の漫画

Taro Yabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908356551
ISBN 10 : 4908356556
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
永岡綾 ,  

Content Description

「ちいさなことばが降りつもり、心がぽかぽかするでしょう」わたしたちの毎日は、お天気みたいなものかもしれないと、矢部太郎さんの漫画を読んでいると、そんな気持ちになります。お天気は、こちらの思いどおりになんてならないし、晴れには晴れの、雨には雨のよさがあって、どちらだけがいいということもありません。人はひとりで生まれ、偶然だれかと出会ったり、出会わなかったりします。そして、心を通わせたり、すれ違ったりすることがあるように、人と人のあいだの空模様は日々変化しています。そんなめまぐるしいお天気に振りまわされ、ちょっとひと休みしたいとき、矢部太郎さんの世界にひたってみてください。日々の中にある、しあわせな気持ちになることばを感じて、じんわりと心の日光浴をしてみませんか?本書は、PLAY! MUSEUM(東京・立川)で開催の「ふたり 矢部太郎展」(2024年4月24日‐7月7日)の公式図録です。矢部太郎さんの漫画作品の場面集を、お天気になぞらえて紹介します。本書のための描き下ろし漫画「昼寝姫」、「ふたり 矢部太郎展」のために描かれた『大家さんと僕』のアクリル画も掲載。さらには矢部太郎さんへのインタビューとQ&A集も収録しています。

目次 : ちいさなことばが降りつもり、心がぽかぽかするでしょう―『大家さんと僕』場面集/ 遠い記憶がまたたいて、今日をしずかに照らします―『大家さんと僕』場面集/ ありのままでいてくれるから、過ごしやすい一日になりそうです―『大家さんと僕』場面集/ 胸がきゅんとした午後は、お天気雨になるでしょう―『大家さんと僕』場面集/ 空想が花開き、世界を明るくいろどります―『ぼくのお父さん』場面集/ それでも空を見上げていれば、虹がかかるかもしれません―『楽屋のトナくん』場面集/ おひさまから光をもらって、月は今夜もかがやくでしょう―『プレゼントでできている』場面集/ 季節がめぐるたび、あなたのことを思うでしょう―『マンガ ぼけ日和』場面集

【著者紹介】
矢部太郎 : 1977年東京都東村山市生まれ。芸人・漫画家。吉本興業所属。1997年に「カラテカ」を結成。お笑い芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。はじめて描いた漫画作品『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、シリーズ累計では120万部を突破。2021年から手塚治虫文化賞の社外選考委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    「ふたり 矢部太郎」展公式図録。矢部のこれまで発表してきた漫画作品の名場面、描き下ろし漫画「昼寝姫」、描き下ろし絵画、そして録り下ろしインタビューと、読み応えのある内容だ。特にインタビューに収穫が多い。誰かと会話する時に大事にしていることはあるかとのインタビュアーの問いに矢部は「あとだししない」と答えている。「例えば「明日、空いてますか?」と聞かれて、「空いてます」と答えたら、ものすごーく行きたくない用事に誘われること、あるじゃないですか。(つづく)

  • 青木 蓮友

    なんですかこの愛に溢れた図録はー。信じられます?このぶ厚いハードカバーが図録ですよ?矯めつ眇めつ眺めまわしてしまいました。編集部の「はじめに」でガツーンと、この作品はもう「矢部太郎」の手からは離れたものだということを意識できたことで、この目線への共感に震えました。矢部さんのような天然で凄い人というのは、わたしのようなイチ凡人にとって気象レベルの自然現象なのです。このタイトル「おひさま」もきっとこの感覚でつけられたのでは。矢部太郎さんご本人はいろんなことがピンときてないのでしょう、それこそが、ですよね。

  • くるぽん

    古本屋でゲット。ふたり矢部太郎展の公式図録…!昼寝姫のお話、好きだなぁ。今までの作品のいいところつまみ食いのような副読本的要素もあり、インタビュー記事も、構成も、色紙の使い方にもこだわりを感じてお得感満載。ほっこり世界に浸れる。

  • uran

    図録なんですね。めちゃお得な一冊でした。

  • しょうご

    「ふたり 矢部太郎展」展を見に行きました。 矢部さんの漫画制作に向かう姿勢を知ることができてよかったです。

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